最新号の卓球王国に、卓球選手の髪型についてのコラムを書いた。ここで、80年代の卓球界でパンチパーマが猛威を振るったと書いたが、実はこれはなにも卓球界だけの話ではない。当時、日本の若者全体に流行していたのだ。
ネットで調べてみると、これは北九州市の永沼重己さんという理容師が、長髪によって理容店離れしている若者を取り戻そうとして、黒人の髪型にヒントを得て考案したのだという。名前の由来は、パンチが効いているからと言われているらしい。こういうものにもちゃんと考案者がいて歴史に名を残しているのが楽しい。