ジャズ喫茶 ハーフ・ノート

例によって、実家の隣にある、場違いなジャズ喫茶『ハーフ・ノート』に行ってきた(2007/8/25参照)。今回は、そこで近所に住む中学時代の友人と16年ぶりに会った。その友人は卓球とは無関係だったが、ビートルズが好きでビートルズごっこの写真にも参加していたし、オカルトも好きでUFOだの超能力だので私と話が合っていた変わり者だ。

16年前に会ったときにあやしい宗教にはまっていたので激しい口論になり、以来会っていなかったのだ。

10年ほど前にも会おうとして電話をしたら「会っても話すことはない」と言われて断られたのだが、今回、思い切ってまた電話をしてみた。案の定、「会って何を話すんだ?」と言われたが、強引に説得して会った。私は地元には卓球関係者を除くとこの変わり者以外に友人はいないし、これぐらいの冷たい仕打ちには慣れているのだ。

彼は、すでに怪しい宗教は脱会していて、以前のように楽しく話ができた。

ただ、そこはジャズ喫茶なので音楽がうるさく、互いに怒鳴りあうような会話になってしまった。つい「音量を下げてください」と言いそうになった。

それにしてもジャズ喫茶に似つかわしくない農村にもほどがある。道路の向かいでは私の実家の牛が鳴いていた。