あるマンガ家の取材

先日、あるマンガ家の方から「近々卓球マンガの連載をするので卓球の話を聞かせてほしい」とメールがあり、さっそく卓球バーで実演を交えながら「講義」をしたのであった。

この方、卓球経験はないがとても勉強熱心で、連載のために昨年から卓球教室に二つも通っており、卓球の指導書やら読み物やらマンガやらを古本を含めてほとんど読破しているという偉い方であった。『卓球・勉強・卓球』『ワルドナー伝説』『ダブルス』まで目を通していると言えば、その熱心さはわかる人にはわかるはずだ。

とはいえ、そこから得られる情報は限られているので「これでもか」というほどの卓球の真髄をたっぷりと5時間かけて食べる暇もなく披露したのであった。

私は卓球を解説するのが好きで仕方がないのだが、なにしろ日常生活でそういう機会はほとんどないから常に満たされない状態であったのだ。
そこに「聞かせてほしい」という人が向こうからやって来たのだからこれはもう飛んで火にいる夏の虫である。

名刺代わりに単行本をいただいたが、リアルなタッチの素晴らしいマンガであった。

卓球の連載発表前なので、マンガ家の名前などがわからないよう、部分的な引用にとどめてある。

卓球をどのように料理してもらえるのか今から楽しみであるし、できればヒットして欲しいものだ。

あるマンガ家の取材” への 10 件のコメント

  1. 主人公がイップスになりラケットを置き,その後大会運営に目覚めるストーリーはどうでしょう?単行本20巻は行けますよ。

    これ以上はネタバレになる恐れがあるため,直接お会いした時にお話しします!

    1. 卓球の大会運営のマンガ・・・。
      マンガ家に「死ねっ」て言ってるようなものっすねそれは。

  2. おおー、それは楽しみですね!どこで連載されるのか分かりませんが、チェックしてみます!連載されたらここで紹介して感想を載せてもらえると、それも楽しみになるんですが…

    1. そうですね。この秋には始まるはずですので、取り上げたいと思います。

  3. 卓球漫画というと稲中卓球部というギャグ漫画が思い起こされます。
    私が中学生の頃連載が始まったのですが卓球、というか卓球をやる人をバカにしてると思わざるを得ない内容でした。そう思いつつも漫画としては面白かったので愛読していましたが少し複雑な気持ちでした。
    最近は卓球をカッコよく描く漫画が増えてきて、昔と比べると大分イメージ改善がなされているなと感じます。野球やサッカー漫画はたくさんありますが卓球漫画は希少なので応援したいです。

    1. 稲中はあまり読んでいませんでしたが、ときどき読むと恐ろしく可笑しかったです。いつかちゃんと全部読みたいと思っているマンガです。

  4. 伊藤さん、こんばんわ。

    連載お疲れ様でした。

    今から再開が楽しみですが、まずはゆっくり充電をして下さい。

    私の好きな漫画に『GIANT KILLING』というサッカーマンガがあるのですが、卓球版『GIANT KILLING』があったらかなり面白いと思います。

    五輪代表選考レース、世代間闘争、絶対的な強豪国への挑戦等、選手目線ではなく、監督、指導者目線で卓球界の群像劇を見てみたいです。

    伊藤さんの人脈をフル活用していただいて、いつか実現を・・・

    追伸 

    卓球の大会運営のマンガ・・・

    個人的には是非読んでみたいです!

    私も昨年、新しい大会の企画・運営をしましたが、試合をするのとは全く違う大変さ、やり甲斐を感じました。

    卓球王国に写真入りで大会結果を掲載していただいて、参加者に非常に喜ばれ、選手では味わえない喜びを知ってしまいました。

    本当に単行本20冊いけるかも(笑)

    1. ありがとうございます。
      卓球の大会運営ですか。まあ、ホテルマンのマンガもあるくらいですから、『美味しんぼ』みたいに、すべての人の悩みを卓球の大会で解決してしまうのも強引で面白いかもしれませんね。
      生き別れの兄弟を引き合わせる、病気で死にそうな人を再生させる、引きこもりを治す、借金地獄の人と取り立て屋を勝負させてチャラにさせる、大会が終わった後に主人公がクールに「俺はただの卓球大会屋さ」とつぶやくとか、むちゃくちゃな話になりそうですね。

  5. 卓球の漫画楽しみです!
    個人的にはスラムダンクの桜木花道の様に、卓球を知らない初心者の主人公が卓球を知り、どんどん上達していくストーリーが卓球の普及の為にもとい思います。
    またあとけいおんみたいに可愛らしい女の子が卓球に取り組む漫画も、また違った卓球の魅力が出て、卓球の人気の向上に繋がりそうな気がします。

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