私は「あまちゃん」はよく見たことがないのでわからないが、ドラマや映画での東北弁のデタラメな使い方にはほとほとうんざりさせられる。代表的なものが助詞の「さ」だ。確かに東北弁では「さ」という助詞をよく使う。しかしそれは、標準語の「に」と「へ」に当たる場合だけだ。
たとえば「学校さ行った」「牛さ餌やれ」という具合だ。この「さ」が印象的なので、東北人はなんでもかんでも助詞を「さ」で済ますと思われているのだ。その結果「米さ煮て食った」などというトンチキな台詞がまかり通る。「まんが日本昔ばなし」などこういう台詞だらけだった。そもそも助詞とは言葉と言葉の関係を示すものだから、なんでもかんでも「さ」で済ましていたら助詞の役割をなさないではないか。
製作者や役者の中に東北出身者はひとりもいないのかといつも思っていたものだった。
岩手はまだマシです。青森の扱いはもっとひどいですよ!
北に北海道があるのに最果て扱いされたり、寒さでも北海道は言うに及ばず、岩手より暖かい(と思っているし、転勤族の人に聞いても東北で一番寒いのは盛岡だ!と口を揃えて言います)のに物凄く寒い所だと思われている。でも言葉は伊藤さんのおっしゃる通りですね。
「米さ煮で~」って、どんなに安い製作費でも方言くらいもうちょっと何とかなるだろ!!とおもいます。私も
済みません、私も青森の方が寒いと思っていました・・・
条太さん、遅ればせながら、こんにちは。
東北弁、関東人には正直難解です(汗
私事ながら、幼少時に横浜から仙台へ越して暫くは
口語は全くダメでした…
そちらの方から見れば、
「北京語しかできないのに、上海に来た子」という感じでしょうか。
数年後に関東へ戻る頃には、表題の一文ですと
「米ば煮で食っだ」(「ば」「だ」が高いアクセント)
くらいに喋っていたのですが
多少は、ネイティブに近づけていたでしょうか(-_^;)?
そんな自分が、十数年後の今
ドラマの東北弁に違和感を禁じ得ないのは
懐かしいやら、恐縮するやらです…(苦笑
「米ば」ですか。それは見事な仙台弁です。ネイティブ認定です。しかし「っだ」は違うと思いますよ。「米ば煮で食った」ですね。ちなみに奥州市では「を」を使わず、「米、煮で食った」のように言います。「を」に代わる助詞を思いつきません。
早速の添削&認定、ありがとごぜぇます(←?
仰られてみれば、促音の後は濁音には
ならなかったような…
隣家ご婦人の「おばんです」に
「それほどでも」とやってしまった身、
やはり真のネイティブ並は遠いですね(恐縮