リマで3日間、一心くんと一緒にいました。
「僕、肉体改善を始めたので、食事には気を使っているんです!」という一心くんの言葉を完全に無視し、旦那はお手製のミートソーススパゲティを食べさせたり、ペルー料理のアンティクーチョ(牛の心臓の串刺し)や渡辺貴文さん風に言う「ドナーツ」、つまり「ピカロネス」というドーナツ型の甘いおやつを半ば強制的に食べさせていました。
「僕、アイスが大好きなんですけど、肉体改善始めたので食べるのをやめました。あと、ペルーのアイスって結構高いですしね」
「そうそう、ペルーのアイス、高いですよね! 小さいのでも、1つ120円はするんですよね」
そんな話をしていたら旦那が「はい、コレ、どうぞ」と一心くんに差し出したのがアイスでした。
「……えっ?」
動揺する一心くん。
「……ペルーで食べる最後のアイスになるかもしれないし、ここは食べちゃいましょう!」という悪魔(私)の囁きで、アイスを食べた一心くん。
「美味しいっす!」
その後、私の家で卓球をしていたのですが「すみません、ちょっとトイレ借りても良いですか? 先ほどのアイスでお腹を冷やしてしまったみたいです……」
完全に旦那のせいですね。
~続く~