小学生の頃、異常に腹筋の強い子供でした。
「なぜこんな簡単なトレーニングを、みんなは出来ないのだろう?」
友達が早々とリタイヤするのを見ては、心から不思議に思っていました。
「もしかしたら私のやり方が違っていて、知らず知らずのうちに楽なやり方でトレーニングしているのかもしれない」
しかし周りの友達と見比べても、なんのズルもしていませんでした。
例えばリトルキングスのトレーニングで蛭田先生から「腹筋30回!」等と言われると、私は「え? 腹筋?! ヤッター!」と歓びの声を発し、目をキラキラさせながら指定された回数を遙かに超え、50回、100回、150回……
「いっちゃん、まだまだ出来るよ!」
↑顔色変えずに腹筋運動を繰り返す、当時自分のことを「いっちゃん」と呼んでいた私。
すると蛭田先生がやって来て、腹筋を続ける私にこう言った。「いっちゃん、もういい。そんなに連続で腹筋されると、見ていて気味が悪いからもうやめてくれ」
まさかの「筋トレストップ」
信じるか信じないかはあなた次第ですが、当時は非常に痩せ体質だったんです。もやしみたいな体形でした。
そのため、腹筋に対する体重の負担がほとんど無かったんですね。
今となっては羨ましい限り。