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トピックス

トップニューストピックス
 2月13〜17日にチェコ・ホドニーンでITTFジュニアサーキットプレミア・チェコオープンが開催。日本からは男子4選手、女子7選手が参加し日本女子が4種目で優勝と活躍を見せた。

 ジュニア女子シングルスでは中森帆南(ミキハウスJSC)が決勝でパヴァデ(フランス)をゲームオールで下し勝利。ジュニア団体でも日本女子が優勝を果たした。カデットシングルスでは、決勝で赤江夏星(貝塚市立第二中)が張本美和(木下グループ)との同士討ちを制してタイトルを獲得。シングルスで準優勝に終わった張本は、篠原夢空(松山卓球教室)とのカデットダブルスではトップに立った。

 男子では全日本でも注目された松島輝空(木下グループ)がカデットシングルスで決勝まで進むも、決勝でイズルドフ(ロシア)に2-3で敗れタイトル獲得はならなかった。松島は道廣晴貴(中間東中)とのカデットダブルスでもゲームオールジュースの接戦に敗れ、表彰台のトップを逃した。

 大会の優勝記録と日本選手の上位記録は以下のとおり。 

■チェコジュニア&カデット記録
●ジュニア男子シングルス優勝:クルヅィッキ(ポーランド)
●ジュニア女子シングルス優勝:中森帆南  
●ジュニア男子ダブルス優勝:チュア/パン(シンガポール)
●ジュニア女子ダブルス優勝:リュッツ/パヴァデ(フランス) 2位:白山亜美/横井咲桜
●ジュニア男子団体優勝:ベルギー 
●ジュニア女子団体優勝:日本(菅澤柚花里・赤江夏星・中森帆南、横井咲桜) 
●カデット男子シングルス優勝:イズルドフ(ロシア) 2位:松島輝空
●カデット女子シングルス優勝:赤江夏星 2位:張本美和
●カデット男子ダブルス優勝:ジェロウリ/クライキ(フランス) 2位:松島輝空/道廣晴貴
● カデット女子ダブルス優勝:張本美和/篠原夢空 2位:赤江夏星/アラポビッチ(/クロアチア)
● カデット男子団体:ロシア 2位:日本(松島輝空・佐伯爽翔)
● カデット女子団体:ルーマニア 

ITTF大会サイト
https://www.ittf.com/2019/02/17/denis-izumrudov-kaho-akae-cadet-champions-czech-republic/

写真提供:ITTF
  • ジュニア女子団体優勝の日本チーム

  • カデットダブルスで松島(左)・道廣は優勝まであと1歩

 2月13〜17日にポルトガル・リスボンでITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープンが開催され、女子シングルスで早田ひな(日本生命)が決勝で橋本帆乃香(ミキハウス)を下し優勝を決めた。早田は3回戦で世界ランキング5位の劉詩雯(中国)を4-2で破る金星を挙げると、準々決勝ではポータ(ハンガリー)をストレートで下し準決勝に進出。準決勝では準々決勝で芝田沙季(ミキハウス)とのゲームオールの接戦を制した胡麗梅(中国)に1ゲームしか与えず決勝進出を決めた。決勝では準決勝で李佳原(中国)を破ったカットの橋本との同士討ちとなり、ゲームオールの接戦となったが、最終ゲーム8本で早田が勝利。女子シングルスのタイトルを獲得した。

 男子シングルスの優勝は梁靖崑(中国)。決勝で林高遠(中国)との同士討ちを制し優勝を決めた。日本男子では宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)のベスト8が最高位となった。

 また、男子アンダー21では全日本ジュニアチャンピオンの戸上隼輔(野田学園高)が優勝。戸上は宇田と組んだダブルスでも準優勝を果たした。

 優勝と日本選手の上位記録は以下のとおり。

☆ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープン上位結果
●男子シングルス優勝:梁靖崑(中国)
●女子シングルス優勝:早田ひな 2位:橋本帆乃香
●男子ダブルス優勝:曹巍/徐瑛彬(中国) 2位:戸上隼輔/宇田幸矢
●女子ダブルス優勝:範思琦/楊蕙菁(中国)
●混合ダブルス優勝:林高遠/劉詩雯(中国)
● 男子アンダー21優勝:戸上隼輔
●女子アンダー21優勝:範思琦(中国) 3位:相馬夢乃

ITTF大会サイト
https://www.ittf.com/tournament/5014/seamaster-2019-ittf-challenge-plus-portugal-open/#information

写真提供:ITTF
  • 女子シングルス優勝の早田ひな

 2月15〜17日に西日本最大規模の全国オープン大会、第58回大阪国際招待選手権(大阪オープン)が開催され、10種目で王者が決定。男子シングルス優勝の劉家良(上海華東理工大・中国)はじめ中国、韓国、チャイニーズタイペイなど海外からの出場選手も含め2000人を越える選手が参加し、大いに盛り上がりを見せた。各種目の入賞者は下記のとおり。

【男子シングルス】
優勝:劉家良(上海華東理工大・中国)
準優勝:岩城友聖(中央大・東京)
3位:宮川昌大(野田学園高・山口)、田原彰悟(愛工大名電高・愛知)
◆決勝スコア
劉家良 3、8、-10、-3、10 岩城友聖

【女子シングルス】
優勝:森田彩音(中央大・東京)
準優勝:出雲美空(遊学館高・石川)
3位:平真由香(日立化成・茨城)、永尾尭子(デンソー・静岡)
◆決勝スコア
森田彩音 7、9、8 出雲美空

【男子ダブルス】
優勝:松下海輝/藤村友也(日鉄住金物流・和歌山)
準優勝:阿部悠人/杉本和也(希望が丘高・福岡)
3位:横谷晟/谷垣佑真(愛工大名電高/愛工大名電中・愛知)、藤本海統/藤木祥二(日鉄住金物流・和歌山)
◆決勝スコア
松下海輝/藤村友也 7、-13、11、8 阿部悠人/杉本和也

【女子ダブルス】
優勝:平侑里香/松本優希(サンリツ・東京)
準優勝:岩越帆香/笹尾明日香(早稲田大・東京)
3位:市川梓/平真由香(日立化成・茨城)、森田彩音/梅村優香(中央大・東京)
◆決勝スコア
平侑里香/松本優希 13、4、-7、2 岩越帆香/笹尾明日香

【ジュニア男子】
優勝:濱田一輝(愛工大名電中・愛知)
準優勝:田原翔太(明豊中・大分)
3位:小林広夢(愛工大名電高・愛知)、谷垣佑真(愛工大名電中・愛知)
◆決勝スコア
濱田一輝 7、10、10 田原翔太

【ジュニア女子】
優勝:出澤杏佳(大成女子高・茨城)
準優勝:岡田琴菜(明徳義塾高・高知)
3位:松島由佳(御影高・兵庫)、谷渡亜美(富田高・岐阜)
◆決勝スコア
出澤杏佳 4、6、10 岡田琴菜

【カデット男子】
優勝:芝拓人(野田学園中・山口)
準優勝:萩原啓至(愛工大名電中・愛知)
3位:辻井聡一(上宮学園中・大阪)、加山雄基(愛工大名電中・愛知)
◆決勝スコア
芝拓人 9、-5、7、-10、10 萩原啓至

【カデット女子】
優勝:山﨑唯愛(明誠U15・島根)
準優勝:直江杏(明誠U15・島根)
3位:稲垣幸菜(美崎クラブ・愛知)、蔡昀恩(新竹市建華國中・チャイニーズタイペイ)
◆決勝スコア
山﨑唯愛 4、4、10 直江杏

【ホープス男子】
優勝:鈴木柊平(ブラックパインズ・愛知)
準優勝:橋本悠嵩(卓伸クラブ・愛知)
3位:坂田陽哉(ヒロタクスポーツ・広島)、丸川智弘(T.Cマルカワ・岡山)
◆決勝スコア
鈴木柊平 -8、9、7、5 橋本悠嵩

【ホープス女子】
優勝:栗山優菜(AQクラブ・福岡)
準優勝:堀江うた(しらさぎジュニア・新潟)
3位:岩木仁香(MDジュニア・神奈川)、遠山紗瑛(新発田ジュニア・新潟)
◆決勝スコア
栗山優菜 5、7、10 堀江うた

記録は以下のPINGPONG KINKI-INFOMATIONサイトに掲載
https://pingpongkinki.jimdo.com/

※写真提供:NPO法人大阪卓球協会 山下哲/馬渡卓也/能津桂
  • 男子シングルス優勝:劉家良

  • 女子シングルス優勝:森田彩音

  • 男子ダブルス優勝:松下海輝(左)/藤村友也

  • 女子ダブルス優勝:平侑里香(右)/松本優希

2019年1月の用具ランキングが更新された。

伊藤美誠使用ラバーのファスタークG-1、モリストSPがそれぞれ1位を獲得し、使用ラケットのアコースティックカーボンもトップ10入りを果たした。全日本で3冠王を獲得し、来月はさらにラケット部門で伸びるか、期待したい。

裏ソフト・表ソフト・粒高その他・シェーク・ペン・シューズのトップ10を紹介。
リンク先の用具ランキングへGO!
最新用具ランキングはこちら
 現在、東京の虎ノ門ヒルズ森タワーの2Fアトリウムにて、『PARA PINGPONG TABLE展』が開催されている。
 これは、日本肢体不自由者卓球協会と森ビルがタイアップして行われているイベントで、特別展示「カタチにとらわれない卓球台」というサブタイトルのとおり、会場には3台の「パラ卓球台」が展示されている。
 通常の長方形の卓球台とは異なり、片側だけ通常の長さより長い台、片側だけ丸テーブルのような台、そして片側だけ左側が伸びている台、の3種類。これらは、パラ卓球の選手が自身の障害と向き合った時に、卓球台をどのように見て、感じているのかを具現化したものなのだとか。製作は卓球台メーカーの三英が担当している。

「PARA PING PONG TABLE展」 
●期間:現在開催中(2月12日まで)
●場所:虎ノ門ヒルズ森タワー2F アトリウム
(最寄り駅:東京メトロ銀座線「虎ノ門」、東京メトロ日比谷線「神谷町」)
  • 展示されている卓球台

 1月30日、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020東京オリンピック(2020年7月24日〜8月9日)の公式チケット販売概要を発表した。
 チケット販売は、まず2019年春に東京2020大会公式チケット販売サイトを通じて抽選申込が開始され、その後2019年秋〜冬にかけて先着順販売が開始、2020年春頃に直前期販売が行われる予定だ。※公式チケット販売でチケットを購入するには、TOKYO 2020 IDの登録が必要
 オリンピック33競技のチケット価格も発表され、卓球競技のチケットは3,500円〜36,000円の価格帯で販売される。

【卓球競技 チケット価格】(税込)
予  選:A席9,800円/B席6,500円/C席:3,500円
準々決勝:A席12,800円/B席8,000円/C席5,500円
準決勝・3位決定戦:A席14,500円/B席9,500円/C席6,000円
決  勝:A席36,000円/B席17,500円/C席8,000円
※2019年1月30日現在。価格は変更となる場合あり

 競技チケットでの最高価格は、陸上競技の午後決勝A席の130,000円(男子 100m 決勝、男子 4 x 100m リレー決勝、女子 4 x 100m リレー決勝、男子 4 x 400m リレー決勝、女子 4 x 400m リレー決勝のいずれかを含むセッション)。
 なお、開会式は12,000円(E席)〜300,000円(A席)、閉会式は12,000円(E席)〜220,000円(A席)となっている。

●TOKYO 2020 ID 登録サイト
https://id.tokyo2020.org/

●東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ウェブサイト
https://tokyo2020.org/
 ITTFより、本日1月30日に2019年2月の世界ランキングが発表された。

  日本男子の首位は張本智和、日本女子の首位は石川佳純で、先月と変わらず。順位はともに先月より1ランク落として、4位だった。

その他、気になるトップ選手の動向は

   ↓ をクリック

2019年2月の世界ランキングを見る
 本日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて2019年世界選手権ブダペスト大会(個人戦)のシングルス日本代表に関する会見が行われ、男女4名までの代表が発表された。現時点でのシングルス日本代表は下記のとおり。

【男子】
・張本智和(JOCエリートアカデミー)
・丹羽孝希(スヴェンソン)
・水谷隼(木下グループ)
・吉村和弘(愛知工業大)☆

【女子】
・石川佳純(全農)
・伊藤美誠(スターツSC)
・平野美宇(日本生命)☆
・佐藤瞳(ミキハウス)☆

※☆のついている選手は強化本部推薦

 男子はすでに張本智和(JOCエリートアカデミー)、丹羽孝希(スヴェンソン)、水谷隼(木下グループ)の3名が世界ランキングや全日本選手権優勝などで代表に内定していたが、強化本部推薦として吉村和弘(愛知工業大)が4人目の代表に選出された。吉村は初の世界選手権出場となる。
 女子はすでに内定している石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツSC)が選出基準を重複して満たしていたため、強化本部推薦で2名を選出。前回2017年大会で3位に入賞した平野美宇(日本生命)、そして佐藤瞳(ミキハウス)が代表に内定となった。
 男女ナショナルチーム監督の、強化本部推薦選手に関するコメントは以下のとおり。

倉嶋洋介 男子監督
「2018年1月以降の主要国際大会での実績と内容、国際競争力向上への高い潜在性、その2点を評価して吉村和弘を選出した。吉村は香港オープンで優勝したが、日本選手でワールドツアーで優勝したのは張本と吉村のみ。その実績を評価した。またワールドランキング30位以内に勝利した数が、張本が14勝、水谷が8勝、その次に吉村が4勝、その後に丹羽が3勝、大島祐哉(木下グループ)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)が2勝。特筆すべきは、4勝のうち、トップ10の選手に2勝を上げている。これらが国際競争力への高いポテンシャルがあるというところに繋がっている。吉村和弘以外にも大島、吉村真晴も検討した。彼らにも出場してもらいたい気持ちはあったが、選考基準どおり、1年間の国際大会での実績、内容を総合的に評価した結果、吉村和弘とした」

馬場美香 女子監督
「平野美宇は、2018年1月以降の主要国際大会での実績と内容を評価した。男子と同じく、ワールドランキング30位以内の選手に4名勝利しており、日本人中3番目にワールドランキングが高い選手。佐藤瞳は、2018年1月以降の主要国際大会での実績と内容を評価しており、ワールドランキング30位以内の選手に4名勝利しており、日本人選手の中でワールドランキングが4番目に高い選手。その他に代表候補としてあがった選手に、芝田沙季(ミキハウス)も世界ランキング30位以内に4名勝利している。もうひとりは安藤みなみ(専修大)も4名に勝利。シングルス5名と決まっているので、今回は強化本部推薦は平野美宇、佐藤瞳とさせていただいた」

 残す1枠は3月2日に宮城・カメイアリーナ仙台で開催される最終選考会で決定する。
  • 強化本部推薦で選出された吉村和弘。初の世界選手権出場(写真は2018年度全日本選手権)

  • 選考理由を説明する馬場女子監督(左)と倉嶋男子監督

 1月14〜20日に大阪・丸善インテックアリーナで行われた全日本選手権大会。男子シングルスは水谷隼の前人未到の10回目の優勝、女子シングルスは伊藤美誠の女子初の2連覇3冠で幕を閉じた。各種目の最終結果は以下のとおり。

【平成30年度全日本卓球選手権・最終結果】

★男子シングルス
優勝:水谷隼(木下グループ)
2位:大島祐哉(木下グループ)
3位:張本智和(JOCエリートアカデミー)
3位:木造勇人(愛知工業大)

☆女子シングルス
優勝:伊藤美誠(スターツSC)
2位:木原美悠(JOCエリートアカデミー)
3位:早田ひな(日本生命)
3位:森さくら(日本生命)

★男子ダブルス
優勝:木造勇人/張本智和(愛知工業大/JOCエリートアカデミー)
2位:松山祐季/高見真己(愛知工業大)
3位:水谷隼/大島祐哉(木下グループ)
3位:松下海輝/藤村友也(日鉄住金物流)

☆女子ダブルス
優勝:早田ひな/伊藤美誠(日本生命/スターツSC)
2位:芝田沙季/大藤沙月(ミキハウス/ミキハウスJSC)
3位:佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)
3位:平侑里香/松本優希(サンリツ)

★混合ダブルス
優勝:森薗政崇/伊藤美誠(岡山リベッツ/スターツSC)
2位:張本智和/長崎美柚(JOCエリートアカデミー/JOCエリートアカデミー/大原学園)
3位:田添健汰/浜本由維(木下グループ)
3位:上村慶哉/阿部愛莉(シチズン時計/早稲田大)

★ジュニア男子シングルス
優勝:戸上隼輔(野田学園高)
2位:宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)
3位:横谷晟(愛工大名電高)
3位:谷垣佑真(愛工大名電中)

☆ジュニア女子シングルス
優勝:出澤杏佳(大成女子高)
2位:大藤沙月(ミキハウスJSC)
3位:長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)
3位:木原美悠(JOCエリートアカデミー)

大会の詳細は「全日本速報」よりご覧ください。
http://world-tt.com/ps_info/ps_report.php?bn=191&md=1

詳細な報道は卓球王国4月号(2月21日発売号)に掲載します。
 2019年のITTFワールドツアー開幕戦となるハンガリーオープンが1月17〜20日に開催され、全種目を中国勢が制覇。来年の東京オリンピックに向け、熾烈な世界ランキング争いが繰り広げられるであろう今シーズンも、まずは中国が強さを見せつけた。また、今大会が行われたハンガリー・ブダペストは4月に行われる世界選手権(個人戦)の舞台。ハンガリーでの開催は69年ぶりとなる。日本選手は全日本選手権と開催期間が重なっていたため、出場はなかった。

■ ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン上位結果
● 男子シングルス優勝:林高遠(中国)
● 女子シングルス優勝:陳夢(中国)
● 男子ダブルス優勝:梁靖崑/許昕(中国)
● 女子ダブルス優勝:王曼昱/朱雨玲(中国)
● 混合ダブルス優勝:許昕/劉詩雯(中国)