見事な優勝を飾った水谷の試合後のコメント
「本当に苦しい試合の連続で何度も心が折れそうになったけど、これだけたくさんの観客の前でプレーできたので、しっかりプレーすることができました。決勝は2ゲーム目先に取ることができて、3ゲーム目も中盤までリードしていたのに、そのゲームを落として流れが相手にいってしまったことは反省。5ゲーム目に8-10で負けていたけど、そのゲームを取れたことが勝因だった。目の前の1本を取ることを心がけていました。今回優勝することができて、シングルスのシードはほぼ確実になったので、次のブラジルオープンに出る予定だったけど、日本でゆっくり生活できる。オリンピック前の最後の国際大会で優勝してオリンピックにいけるのが良かった。
ずっとナショナルチームセンターで合宿をしていて内容の濃い練習をして、それを乗り越えたからこそ今回の結果を残して、さらに厳しい練習をこなしてオリンピックに臨みたい」
「決勝はずっと苦しい展開だったが、そこで逃げたら負けだと思った。自分のほうが若い向かっていったら相手がプレッシャーを感じると思った。今回は中国選手が出ていないが、中国以外の選手はフルメンバーだったので価値ある勝利だった。今回のようなプレーをすれば確実にメダルは獲れると思う」
「準決勝のシバエフはサービスのインパクトが全然見えないので試合前から警戒していたが、競り合いのところで相手のサービスになり、精神的にもイライラしてゲームオールにしてしまった。最後は負け試合だったかもしれないけど勝てて良かった」