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全日本マスターズの最終日、30〜50代の部が行われ、優勝者が決定した。
男子30歳以上の部では昨年の決勝の再現となり、リベンジを狙う大塚がリードするも高木和が逆転勝ち。試合が進むにつれて、ラリーがクリアに見えてきたのか、バック対バックのミスがなくなり、フォアの連打に結びつけた。

50歳以上の部では、60歳の花木が優勝。本来ならばローシックスティ(60歳の部)に出るはずだったが、「50歳の部でベスト4や8ばかりで、優勝していなかった。最後の挑戦と思って、あえて50歳の部に出ました。最後のあがきで優勝できました」(花木)と喜びのコメント。

女子の30歳の部では今福(旧姓:秦)が初優勝。青森山田高から東京富士大に進んだ彼女だが、「学生時代は試合に全然出られなかった。社会人になってやり方を考えてから少しずつ勝てるようになりました。マスターズで優勝するために毎日練習してきた」とコメント。最高の笑顔を見せた。

他、結果は以下のとおり

●男子サーティ(30歳以上)
優勝:高木和健一(千代田クラブ・東京)
準優勝:大塚裕貴(流山アストロズ・千葉)
3位:藤森勇貴(ALLSTAR&ふじもりTTC)、桑原勇希(岡谷市役所・長野)

●男子フォーティ(40歳以上)
優勝:柳延恒(TEAM SATO・兵庫)
準優勝:菴木伸吾(Ace卓球スタジオ・東京)
3位:大貫譲司(卓心会・栃木)、荒木和敬(荒木卓球クラブ・福岡)

●男子フィフティ(50歳以上)
優勝:花木友明(琉球卓球クラブ・沖縄)
準優勝:今西雅昭(都クラブ・京都)
3位:野々村雄介(鳥工ドリームス・鳥取)、河合秀二(卓楓会・東京)

●女子サーティ(30歳以上)
優勝:今福麻奈美(MD相模・神奈川)
準優勝:坂本直子((株)スギムラ精工・長野)
3位:大野恵子(Ahsh.TTC・愛知)、駒場香織(フリーダム・北海道)

●女子フォーティ(40歳以上)
優勝:信田真美(札幌unity・北海道)
準優勝:安倍香織(長吉卓球センター・大阪)
3位:松村優美(甲斐路クラブ・山梨)、島村美恵(MD相模・神奈川)

●女子フィフティ(50歳以上)
優勝:新田由紀子(札幌unity・北海道)
準優勝:大津絵美子(丸亀SC・香川)
3位:岡千与美(ユース・リゲイン・岡山)、石井佳子(チャイム・神奈川)

詳しい報道は卓球王国1月号(11月21日発売)に掲載予定です。
  • 高木和、最後は必殺のシュートドライブ

  • 柳は高い技術力で圧勝

  • 50歳の部に忘れ物を取りに来た花木

  • これ以上ない笑顔を見せた今福

  • カット対策をしてきた信田は2度目の優勝

  • ラリー能力の高さで新田が50代を制す。札幌unityは40代と合わせて2冠