12月12日夜、韓国の仁川で開催されるITTFワールドツアー・グランドファイナルを前に、ITTF(国際卓球連盟)が今年1年最も活躍した選手に贈る「スターアワード」が発表された。
このイベントは2018年に活躍した選手やコーチ、スーパープレイでのポイントなどの年間No.1を決定する。日本からは張本智和、伊藤美誠などがノミネートされた。
男子では樊振東(中国)、ボル(ドイツ)、張本智和(日本)、カルデラノ(ブラジル)がノミネートされ、樊振東が受賞した。
「初めてのスターアワードをもらいました。とても感謝しています。チームメイト、友人に感謝しています。来年ももっと頑張ります」(樊振東)
女子でノミネートされたのは丁寧(中国)、伊藤美誠(日本)、王曼昱(中国)、リー・チェン(ポーランド)。
3年連続で丁寧が受賞し、日本の伊藤は惜しくも逃した。
「3年連続でこの賞をもらえて驚いてます。この賞に恥じないよう、もっと強くなるように挑戦していきます」(丁寧)
そのかわりではないが、伊藤は2018年世界選手権ハルムスタッド大会のMVP賞を獲得。8戦8勝という見事な成績での受賞となった。突然のスピーチに「ベリーハッピー」と笑顔で対応し、会場を盛り上げた。
各受賞者は以下のとおり
【2018 ITTFスターアワード受賞者】
★ 男子選手賞:樊振東(中国)
☆ 女子選手賞:丁寧(中国)
★男子パラ選手賞:ジョルディ・モラレス(スペイン)
☆ 女子パラ選手賞:キャリー・ヴァンゾン(オランダ)
☆スターポイント(ベストラリー)賞:許昕(世界選手権 vs.フェガール)
★ ブレークスルースター賞:バトラ(インド)
★ 監督(コーチ)賞:マッシモ・コンスタンチーニ(イタリア)
★ 世界選手権ハルムスタッド大会MVP:伊藤美誠(日本)