●女子シングルス準々決勝
何卓佳(中国) 4、9、-11、12、-9、-7、9 石川佳純
●男子シングルス準々決勝
水谷隼 −7、9、−8、3、6、9 梁靖崑(中国)
息を呑む粘り合いの末、何卓佳に屈した石川佳純。
バックの粒高に慣れるまで時間がかかってしまったのが敗因か。しかし、3ゲーム目からの粘りは素晴らしく、最終ゲームも8−4とリードしていたのだが、そこから逆転負け。「本当に悔しい」と肩を落とした。
「最後まで我慢して、なんとか我慢して、でも最後に我慢できなかった。8−4になり、相手に2本取られてしまい、早く点数がほしいとおもってしまった。それまでラリーでとっていたのに、打ち急いでしまった。
先月0−4で負けていて、今回は行けるんじゃないか、勝てると思って試合をしていました。全体的に頑張ったと思うけど、最後だけが・・・。本当に悔しい」(石川)
そして男子準々決勝には水谷隼が登場。
水谷は「内容が良くなかった」と語ったが、とてもそうは見えない。梁靖崑の強打を跳ね返し、充実のプレーで勝利。
「相手のミスもあったし、ラッキーもあった。序盤はこちらから強く攻めてしまい、ミスが多かった。とりあえず1本入れて次を狙おうと考えて、ゆっくりのボールを使ったら、そっちのほうが効いた。それを最後までやりました。でもいつもよりツキが多い。本当にそれだけですよ」(水谷)
今大会で新ラバーを試しているという水谷。
「まだ確定ではないけど、自分の理想のボールが出る。用具はかなり合ってます」(水谷)。
新しい武器を手に、中国選手を2タテ。次は林高遠だ。