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トピックス

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 12月15日、(公財)日本卓球協会が平成30年度 第3回理事会を開催した。
 主な報告事項は以下のとおり。

【福原愛さんに特別功労者表彰】
 10月に現役にひと区切りすることを発表した福原愛さん(ANA)を、特別功労者として表彰することが決まった。

 星野一朗・日本卓球協会専務理事は、「幼少時からメディアに取り上げられ続けたことによる卓球界への貢献度の高さ/女子選手としてオリンピックに4大会連続で出場、12年ロンドン・16年リオデジャネイロではメダル獲得などの実績/国内はもとより国際的な面でも卓球を通して貢献してきたこと」を高く評価したと述べた。

 福原さんへの表彰は、来年1月の全日本選手権期間中、1月19日(土)に予定されている。


【来年度大会の統一球について】
 来年度(2019年度)の大会での統一球が報告された。
 適用大会および統一球のメーカーは以下のとおり。
・19年7月 全日本選手(ホープス・カブ・バンビの部):ニッタク(日本卓球)
・19年11月 全日本選手権(カデットの部):バタフライ(タマス)
・20年1月 全日本選手権(一般・ジュニアの部):VICTAS(VICTAS)

 なお、来年1月(2019年1月)に開催される全日本選手権(一般・ジュニアの部)の統一球は、ニッタクのボールとなっている。


【2022世界卓球(団体)開催地への日本からの立候補について】
 2022年世界選手権(団体戦)の開催地に、日本は福岡県(北九州市)で立候補することが報告された。
 ただし、同大会開催地への立候補は「これまでになく多いと聞いている」(星野一朗・日本卓球協会専務理事)ということで、事前選考などで落とされなければ、2019年4月(世界選手権期間中)に開催される国際卓球連盟(ITTF)年次総会(AGM)に立候補地として上げられることになる。

 2022年世界選手権(団体戦)は、各大陸などでの予選を通過した男女各32チームのみでの開催となり、今までの大会よりも参加チーム数が大幅に少なくなる。規模がスリムになることで、立候補する協会が多くなっていると予想される。



 なお、宮﨑義仁・日本卓球協会強化本部長からは、2019年4月開催の世界選手権ブダペスト大会(個人戦)へのシングルス代表内定者の発表について、1月の全日本選手権(一般・ジュニアの部)から約1週間後に強化本部会議を開き、シングルス代表5名のうち4名を決めることが報告された。
 シングルス代表のあと1名(男女各)については、ジャパントップ12の初日(3月2日)に開催される国内最終選考会(8名によるトーナメント)の優勝者となる。
 トップ12大会は例年とは試合方式など変わり、優勝賞金も300万円にアップ、場所も東京ではなく宮城・仙台で開催される。

●LIONカップ 第23回ジャパントップ12卓球大会
(兼 2019年世界卓球選手権日本代表選考会)
開催日:2019年3月2日(土)〜3日(日)
会場:宮城県・カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
3月2日:世界選手権最終選考会 男女各8選手によるトーナメント
3月3日:世界選手権シングルス代表内定選手(2日の優勝者含め5名)によるトーナメント
優勝賞金 300万円(賞金総額1,470万円)