●男子シングルス準決勝
馬龍(北京市) -10、4、-11、7、9、7 王皓(解放軍)
馬龍が鬼門となる王皓戦に勝利!ついに王皓越えを果たした!
序盤は台上の駆け引きで、ストップ対ストップからのバックフリックを王皓に裏面ドライブで狙われ、失点するケースが多かった馬龍。しかし、ゲームカウント1-2とリードされた第4ゲームの10-7、そして第5ゲームの10-9で、豪快なバッククロスへの3球目パワードライブを決め、ゲームカウント3-2と逆転。
世界選手権では3大会連続で準決勝で敗れ、前回の全中国の決勝でも敗れた王皓に対し、フォア前のボールも何度も飛び込みざまに叩いた馬龍。「もう同じ負け方はしない」という決意が感じられた。
地元・鞍山市出身ということもあり、会場のあちこちから「馬龍、加油(がんばれ)!」の声援が飛んだ。その声援に、試合後は笑顔で応えていた。