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欧州リポート

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 ヨーロッパ卓球連合は今シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)の日程と試合方式の再変更を発表。当初は例年どおり各国を転戦して行うホーム&アウェー方式での開催予定だったが、12月に1週間ほどの日程で1都市に各クラブが集まり、短期間での集中開催へと変更。新型コロナウイルス感染症対策として選手や関係者を分散させず、一定の間特定の場所に集合させて一種の閉鎖環境の中で試合を行う「バブル」での開催となった。男子はドイツ・デュッセルドルフで12月11〜18日、女子はオーストリア・リンツで12月2〜8日に試合が行われる。

 今季のECLは10月6日に開幕予定であったが、新型コロナウイルスの影響により延期が続いていた。また、今季から1stラウンドが設けられ、下位シードの8チームから、このラウンドで勝利した4チームがグループリーグへ進出。上位シードの8チームに1stラウンドを突破した4チームが加わり、4グループ各3チームずつでグループリーグを戦い、各グループの1位が準決勝へと進出する予定であった。
 しかし、集中開催となったことでこの方式も変更に。昨シーズンまでと同様に4グループ各4チームでグループリーグを争い、グループの上位2チームが準々決勝へと進み、トーナメントを争う方式での開催となる。

 昨シーズンのECLは新型コロナウイルス感染症の影響により、プレーオフ準決勝を前に大会は打ち切り。ヨーロッパでは再び感染者が増加している中での大会レギュレーション変更となったが、無事大会は開催されるのか注目が集まる。