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欧州リポート

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 女子に続き、男子ヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)が12月11日より、ドイツ・デュッセルドルフでスタート。新型コロナウイルスの影響により、例年ならば半年ほどの期間をかけてホーム&アウェイで行われる試合を、一都市で集中的に開催する。現在、グループリーグの全試合が終了。準々決勝に進む8チームが決定した。

【2020-2021 男子ヨーロッパチャンピオンズリーグ】
※5ゲーム目は6ポイント先取
●グループA
最終順位:①オレンブルク(ロシア:3勝0敗)②ボゴリア(ポーランド:2勝1敗)③ミュールハウゼン(ドイツ:1勝2敗)④レカ・エニア(スペイン:0勝3敗)
★1・2位の対戦
〈オレンブルク 3-1 ボゴリア〉
 サムソノフ -6、-4、6、9、1-6 バドフスキー○
○フレイタス -9、5、6、10 シルチェク
○リヴェンツォフ -10、6、-9、7、6-4 レジンスキー
○フレイタス 12、6、7 バドフスキー

●グループB
最終順位:①UMMC(ロシア:3勝0敗)②スポルティング(ポルトガル:1勝1敗)③オストラヴァ(チェコ:0勝2敗)
★1・2位の対戦
〈UMMC 3-1 スポルティング〉
○グルーツ -6、-9、6、8、6-5 カルバリョ
○ピッチフォード 11、-7、8、-5、6-1 モンテイロ
 プツァル -6、-10、8、7、1-6 アビオドゥン○
○ピッチフォード 2、6、-10、4 カルバリョ

●グループC
最終順位:①ザールブリュッケン(ドイツ:3勝0敗)②ロスキレ(デンマーク:2勝1敗)③ポントワーズ(フランス:1勝2敗)④ウォルターヴェルス(オーストリア:0勝3敗)
★1・2位の対戦
〈ザールブリュッケン 3-0 ロスキレ〉
○尚坤 2、10、-4、7 ルンクィスト
○フランチスカ 10、-8、4、8 メイス
○ヨルジッチ 4、7、7 ベンツェン

●グループD
最終順位:①ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ:3勝0敗)②エンヌボン(フランス:2勝1敗)③ジャルドヴォ(ポーランド:1勝2敗)④タヴェルゾ(オランダ:0勝3敗)
★1・2位の対戦
〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 エンヌボン〉
○K.カールソン 9、-10、8、-11、6-2 リンド
○ボル -7、9、12、5 ニュイティンク
○シェルベリ -6、7、1、-8、6-5 O.アサール

◆準々決勝対戦カード
・UMMC vs. ボゴリア
・オレンブルク vs. ロスキレ
・ボルシア・デュッセルドルフ vs. スポルティング
・ザールブリュッケン vs. エンヌボン


 昨シーズン、準決勝に進出したオレンブルク、UMMC、ザールブリュッケン、ボルシア・デュッセルドルフは各グループを1位通過。今大会でも、この4チームが優勝争いをリードする。
 グループCはベテラン軍団のロスキレが過去2度のECL優勝を誇るポントワーズを3-2で破って2位で準々決勝へ。ロスキレは相手エースのフロール(フランス)に2点を奪われたが、5番で39歳のメイス(デンマーク)が元ヨーロッパ選手権2位のバウム(ドイツ)をフルゲームで下した。ロスキレは42歳のルンクイスト(スウェーデン)、そして52歳(!)のベンツェン(デンマーク)という布陣で臨んでいるが、強敵・オレンブルクにどう挑むか。
 グループDのエンヌボンとジャルドヴォの試合も白熱。ディヤス(ポーランド)、ガチーナ(クロアチア)が新たに加わり、ECL上位進出を目指したジャルドヴォだったが2-3で敗れて涙を飲んだ。
  • ポントワーズ戦のラストで勝利したメイス(写真は2019年世界選手権)