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名古屋タクシンスポーツをブログレポート!

久々の卓球スクール!

一枚ラバーに変えてから、我流のもとコツコツと練習はおこない少しづつ慣れてきたように感じつつも、頭の中では「この使い方でいいのかな?」と不安によぎるものです。

一枚ラバーをはじめ、異質のコーチといえば、やはり真っ先に頭に浮かんでくるの王国でもお馴染みの新井卓将コーチ。的確なアドバイスをはじめ、いろいろと指導してもらえます。

しかしながら、現在卓将コーチはパラ卓球の監督として、世界中を走り回っており多忙な日々を過ごしているため簡単に卓球を指導してもらえないのが現実でもあります・・・涙。

そういえば、ここ相模原市には卓将コーチの弟さん、祐コーチが営んでいるエーアールアイ卓球スタジオがありました!YouTubeをはじめ、卓球のラジオ番組など、卓球プラスα的に幅広く活動している祐コーチですが、卓球を指導してもらったことはありません。

ということで、今回は神奈川県は相模原市にあるエーアールアイ卓球スタジオにお邪魔させていただき、僕の一枚ラバーの使い方をチェックしてもらうことになりました〜!エーアール卓球スタジオは昨年で10周年を迎えたとのこと。おめでとうございます〜。

朝一番にスタジオに顔を出してみると、ご年配の会員方々ですでにスタジオは活気づいておりました。新型コロナウィルスの影響で一時はどこの卓球教室も大変だったと思うのですが、少しづつ以前のような状態に戻りつつあるようでホッといたしました!

現在はジュニアの生徒達を中心に60名くらいの方がスタジオに足を運んでいるらしく、学校が終わる夕方時からは多くのジュニア達が練習に励んでおり、ここから全国レベルの選手も多く巣立っているんです。

そして今回はそんなエーアール卓球スタジオの祐コーチとお父さんでもある総監督のWコーチで指導してだくことに!

今回の目的は
・一枚ラバーの使い方、フォームの確認
・一枚ラバーを使ってのさらなる活用術

ということで、早速15分ほどオールラウンドをおこない、まずはどんなスタイルの卓球をするのかを見てもらいつつ、一枚ラバーをどのように使っているのかををチェックてもらうことに。

祐コーチ「基本的には問題ないけど、ヒラヤマさんの卓球スタイルの場合は、バック側でラケットを構えるときは、縦でなく横がいいかもしれませんね。その方が次の展開にスムーズに入りやすいです」

おーーーーー!
今回、祐コーチには初めて教わるのですが、やはり血は争えないものです。お兄さんの卓将コーチは、言わずとも僕が悩んでいたり迷っている技術的なことに対して、こちらが聞く前にズバッと指導してくるのですが、実はバックサイドで待つときにラケットを縦ておくか、横にしておくべきか、非常に悩んでいました。

が、聞かずして、そこを言ってくるか・・・・汗。
恐るべし、新井兄弟・・・・といった感じでしょうか。

悩んでいる部分を「こうした方がいい」とビシッと指導してもらえるのは非常にありがたいものです。抱えていた不安や悩みがなくなります。これが卓球教室でのレッスンの魅力ですね。

プッシュ、スワイプ、、、などなど異質を使った技を手取り足取り教えてもらったのですが、「独学では大体こんな感じかな〜」とばかりにあやふやな部分が多いのですが、ワンツーマンの個人指導だと、自分のそもそもの変な癖や卓球スタイルをベースに、「肘をもう少しあげた状態を意識して!」とのアドバイス。個々に合わせた細かいアドバイスをもらえるだけで、凡ミスが減ってくるのがよくわかります。

最近は卓球をあまりしていなかったせいもありますが、30分ほど、レッスンを受けているだけではぁ、はぁっと息が乱れてきてしまいます・涙。でも、その30分は非常に濃い30分となりました。

やはり、コーチから受ける指導は目から鱗ものです。

ありがとうございます〜。

2022年、機会があればぜひぜひ皆さんも卓球スクールに行ってみたら良いかと思います〜。

今回、お世話になったエーアールアイ卓球スタジオの情報はこちら
エーアールアイ卓球スタジオ
https://masacoach.shopinfo.jp

神奈川県相模原市中央区相模原2-3-13
マリオン相模原ビル3F
042-707-0404

Shakehandsでバックハンド その3

毎回、卓球教室やコーチングをしてもらうと、確実に目から鱗といった情報を学べます。身長、体重、足の長さ、手の長さ、使用してる卓球道具などなど、微妙に違うために、やはり直接指導は自分スタイルに合わせてのコーチングなので確実に実になっていくと思います。


平屋コーチ「じゃあ、最後に少しオールラウンドしましょうか」

ブンデスリーガにも参戦されている実力者とラケットを交わすまたとないチャンスです。

しかも僕が大好きなカットマンです。バックハンドはまだまだですが、フォアハンドでの面打ちはちょっと定評あるので(自画自賛)、平屋コーチを驚かしたいところです。

そしてオールラウンドすること約15分。
平屋コーチ、カットマンなのに全くカットする必要なく、ボコボコにされてしまいました〜!それ以前の問題でした。

途中割愛してしまいましたが、下回転のバックハンドの練習時も、実は次々と球出しをされ、やはり学生の部活動の時のようにはぁはぁ、ぜぃぜぃになりながら、くらいついてコーチングしてもらいました。こんな感じで月1回でも、2回でもコーチングしてもらったら、確実にうまくなるだろうな〜と思いました。

隣の台でも、shakehandsの森屋コーチが他の方に指導していました。かなり激しいドライブのかけあいの練習で、そちらもかなりきつそうでした・・・汗。

実は森屋コーチ、プライベートで偶然市民体育館でお会いして、その時にプチ指導してもらったことがありました。その時も僕ははぁはぁ、ぜぃぜぃ状態でしたね。

いや〜、今日は実のある練習だったな〜と帰宅すると平屋コーチから動画メッセージが届いてました。何かと思い、動画を再生してみると、なんとそれは本日の個人レッスンのまとめ動画。

今日の指導内容、今後の練習の注意点、気をつけることなどをまとめた内容になっています。この動画までを含めてShakehandsの個人レッスンのサービスとのことでした。

指導してもらっている時はおぼえていても、翌日には何か忘れていたりしますよね。今回は指導してもらっている最中にもメモをとって忘れないようにしていたのですが、限られたレッスン時間内でメモを取る時間はもったいないな〜っと思っておりました。

このサービスは非常に意味のある嬉しいサービスです。

3000本の動画配信もすごいけど、Shakehandsの卓球教室も非常によかったです。
強くなりたい!欠点を直したいという方、オススメです!

Shakehandsでバックハンド その2

卓球教室Shakehandsでのバックハンドの指導が本格的にスタート。

平屋コーチ「取りあえず、バックに上回転、下回転などいろいろ出しますから打ってみましょう」

変に手首を使わず、前腕を使い、そしてしっかりためて打つ!
と今まで学んできたことを活かし、まあ上回転の球はそれなりに大きな問題なく打てるのですが、いざ下回転が来ると、もうそれだけでパニックになり、バックハンドで打てる気がしません。

当然ボールもネットに突き刺さります・・・涙。

平屋コーチ「はははっ、それじゃダメですね」

知ってます・・・。(だからここにいるんです!!!)

平屋コーチ「下回転の時もそうですが、バックハンドの時に、ヒラヤマさんは下半身がしっかりついてきてませんね〜。」

平屋コーチ曰く、前後のフットワークの動きに余裕がなく、短くバック前にきたときに、思いっきり突っ込みすぎて、次にボールが戻ってきた時に、体制が崩れた状態になっているとのこと。

平屋コーチ「左右だけでなく、前後においてもなるたけ、打ち終わった後はニュートラルな状態にもどるという意識もった方がいいですね」

確かに左右のフットワークはそれなりに気にかけていますが、前後の時に体制を戻して、次に備えるといった感じは僕の意識の中には全くありませんでした〜。(これで決めてやる〜!的になりすぎてるんですね・汗)

しかし50歳を過ぎて、そんな激しい卓球を求められるとは思わなかったです・・・汗。この安定したフォームができないと、安定したバックハンドに繋がっていかないとのことで、返す言葉がありません・・・・。

そして、今回のメインとなる下回転の球に対するバックハンド。正直、今までもYoutubeなどでいろいろな動画を見て、試しまくりました。いろいろな指導方法があるとは思いますが、残念なことに「おー!これだ!」と下回転をバックハンドで打ち返すには至っていません。
(すでに、僕の心のどこかにバックへの下回転は、回り込む又はつなぐという方程式ができあがっているみたいです。そういう方、少なくないですよね?)

平屋コーチ「じゃあ、下回転をバックで打つ時のフォームを見直しましょう。」

平屋コーチ「イメージ的には内側から外側に前腕を突き出すようなこんな感じで打ったらいいと思います」と僕の背後から、手の動かし方をレクチャーしてもらうことに。

そして騙されたつもりで、平屋コーチが出す下回転を教わったフォームにて下回転を打ってみると、なんとボールはネットを越え、相手のコートに!!!

えっーー!入ったよ!

それは、下回転のバック打ちという誰もいない広大な砂漠の中に、いきなり1本の道筋が見えた瞬間でした〜!

平屋コーチ、お父さんの100倍尊敬します!


平屋コーチ「片手だと、説明しにくいかもしれませんが、両手でこんな感じで内から外に絞り出すような感じですね」

これはスゴいです!この動きをすると、自然にラケットがボールを下からすくい上げ、上からかぶせるような一連の動作が自然にできます。

前腕と肘の使い方なんだな〜と痛感しました。

無論、下回転をバックハンドで打つ考え方ややり方はいろいろとあると思いますが、僕のスタート地点はここからという感じです。後は一連の動きの中でボールを当たる瞬間の面のあて方や、微妙な面の角度などを自分なりに見つけていけばよいのかな〜と思いました。

Shakehandsでバックハンド その1

ちょっと前になりますが、以前より足を運んでみたと思っていた卓球スクール「Shakehands」に顔を出した時のレポートをお届けしたいと思います〜。

それこそ、最近ではYoutubeなどネット上での動画による卓球のhow toものも沢山ありますが、僕の知る限りShakehandsは日本で最初に卓球レッスンの動画サービスを提供したフロンティア的な存在だったのではないでしょうか。現在では3000本以上の卓球動画を提供しているそうです。

今回は、そんなShakehandsの水道橋にあるスクールにお邪魔しました。

正直、今まで顔を出したどのスクールよりもガチです。通常、どこのスクールも運営を安定させるためにジュニア教室など行い、幅広い年代に対応していますが、ここにはそれがありません!

スクールに到着した時に、すでに僕と同年齢くらいの女性の方が指導を受けていましたが、その光景は学生時代の部活の練習さながらの練習風景!

そして、そのレベルの高さに大汗!多分、僕などの卓球レベルではこの女性選手の足下にも及びません!!

これはかなり気を引き締めて参加しなければいけません!
(まあ、気を引き締めても、自身の実力がアップするわけではありませんが・・・)

今回、僕の指導をしてくれるのは平屋広大コーチ。ブンデスリーガにも参加している超本格的なカットマン。そして、実は平屋コーチのお父さんは、僕の高校時代の卓球部の監督。

まあ、親子揃って同じ指導者に教わるという話はよく聞きますが、教わる側が親子二世代から教わるということは滅多にありませんよね・・・苦笑。

そして今回、平屋コーチから教わるのは、バック表である僕のバックハンドでの下回転打ち!

様々なコーチの皆さんのお陰で、バックハンドはそれなりに打てるようになってきました。

しかしながら、下回転を打つとなると、それはまた別の話です。
正直、裏ソフトだろうと表ソフトだろうと、下回転をバックハンド、バックドライブで打つということに対して、かなり苦手意識をもってます・大汗。(きっと読者の皆さんにも多いのではないでしょうか〜)

バックハンドで下回転を打つような状況では、回り込んでフォアで打ち込むか、無難にバックツッツキでつなぎます・・・・。

平屋コーチ「うちの父親から教わらなかったんですか?」
ヒラヤマ「うーん、学生時代、お父さんからは技術的なことは何も学んでないような〜汗」


そう、平屋広大コーチのお父さんは、練習や試合などでも「おー、いいじゃなかいか!その調子で頑張れ〜!」といった感じで、「もっとこういう風に打ちなさい」「こういう感じで組み立てて、相手を崩していこう」などはなかったように思います・・・汗。試合に勝っていても負けていても「その調子で頑張れ〜」だったですかねw。

僕の代ではありませんが、県立高校でありながら、神奈川の難関エリアにてインターハイへと導いた名将なんですけどね・・・。

指導者は汗をかけ〜! その4

タクシンスポーツは現在、橋本会長の長男の明正さんが現在はショップ、次男の卓志さんはコーチとして教室をサポートしており、8人いるお孫さんのうち7人が卓球をやっているというまさに卓球一族。非常にうらやましい限りです。

今回は僕自身もいろいろと学ぶことが多く、生徒達の卓球レベルをチェックするのは後手後手になってしまいました〜。ごめんなさい〜。まあ、技術レベルは僕がどうのこうの言わなくても、石垣優香選手が育った教室ということだけでも、どんなレベルかは想像つきます。

また、逆にここに通っていたというだけで、石垣選手を見る目が思いっきり変わってしまいましたw。

このタクシンスポーツの卓球教室は単に卓球を指導するだけでなく、しっかりとした人間教育があっての卓球教室といった感じです。
この教室に通っている生徒さんは本当にうらやましいですよ。

ちなみ橋本会長のことに少し触れると、橋本さんは若い頃から足にハンディーをもっていながらも、現役時代は全国レベルの実力の持ち主。そして20代のうちに現役選手を退き、指導者として生きていく道を選んだのだ。

橋本会長「指導者は自らが汗かかなくてはね」
現在76歳にして、毎日卓球教室の指導にあたり、遠方の大会にもコーチ達に任せず自ら全ての大会に顔を出しているとのこと。

全国で卓球教室を営んでいる方は橋本会長からかなり学ぶこと多いと思います。タクシンスポーツさんは現在すでに多くの生徒さんを抱えているようですが、愛知エリアで卓球もっと強くなりたい!と思っている小中高の学生さんは、ヒラヤマ二重丸でオススメです。

通常なら、ラケット片手にいろいろと指導してもらったりするのですが、それ以上にすっかり会長の話に聞き入ってしまいましたw。次回はぜひぜひ卓球させていただきたいと思います〜。タクシンスポーツの皆さん、また次回お会いしましょう〜!

タクシンスポーツの公式サイトはこちらです
>>タクシンスポーツ公式サイト

指導者は汗をかけ!| その1その2その3その4|

 

指導者は汗をかけ〜! その3

いろいろな卓球教室があると思うけど、生徒達が辞めてしまうことが怖く、厳しく指導できる教室は数少ないと思います。どちらかと言うと、生徒達が楽しめるようにいろいろと工夫しているところが多いと思います。

これは学校教育も同じだと思うのですが、いかに生徒と先生の信頼関係を築けているかの一言につきるということなのでしょうか。信頼関係が築けているからこそ、怒られても、腕立てをやらされても、生徒達はついてきます。

一言で言うなら、「愛」です。

この教室に通う生徒達は、実は親御さんからの2世代に渡って通っている生徒も多く、中にはなんと3世代に渡ってこの教室にきているという生徒もいるとのこと。いやいや、本当に驚きです。というより、自分が育った環境が良いと思った時に、親はその環境の中に自分のこどもを放り込みますからね〜。

卓球台を見渡していると、個人指導をしている台が見当たらない・・・・。

橋本会長「うちはね、基本的には個人指導とかしないんですよ」

えーーーーーーーーっ。
個人指導は卓球教室のビジネススタンスで考えたら、いかにお金を儲けるかという大事なポイントではないですか!

橋本会長「強い選手ばかりを一生懸命育てたりとか、うちの子だけをもっと見て欲しいといった親御さんもダメですね・・・」

そう、タクシンスポーツの教室ではある意味平等を重んじた練習方法を行っているだ。用意された卓球台で行う練習が決められていて、時間ごとに生徒達が移動するのだ。それによって、生徒がみんな同じ練習を平等に行うことができるのだ。

さらには教室という中での個人プレーではなく、集団の中での協力や調和というものをとても大切にしているのだ。現社会において、自由や個性という言葉だけが先走りして、わがままな個人が育ちつつある社会の中で、「団体行動」「規律」というものを、タクシンスポーツでは重んじているのだ。卓球の練習や夏に行う合宿などの団体行動で、助けたり、助けられたり、我慢したりといったことを生徒達は学ぶのだ。

練習後に1階に降りて行くと、今日の練習の反省ノートをしっかりと書いているこども達の姿が・・・・大汗。

単に練習を行うのではなく、練習後すぐに反省ノートに今日の練習の反省や改善点を書き留める。他のジュニアなどを教えている教室ではなかなか見たことがない光景だ・・・。恐るべしタクシンスポーツ。

そもそも2階建ての立派な卓球施設もうらやましいばかりなのだが、それだって一夜にしてできた訳ではない。

橋本会長「僕がこの教室や卓球ショップをはじめて、かれこれ40年以上になります。最初の頃は運営していくことも本当に大変で、それこそ教室を維持していくために、飲み屋や他の仕事をしていました。そういう長い年月を経て今のこの教室があるんです」

お金を稼ぎたいから、卓球教室を開くのではなく、卓球教室をやりたいからその運営のために別の仕事をする・・・・・。
会長、かっこよすぎます・・・・。

もうとにかく会長の口から出る一言一言の言葉の意味が非常に重く、生徒達の練習の様子はすっかり二の次になってしまいました・・・。
ええ、もう会長の話にすっかり釘付け状態です。

都内の卓球教室と比較すると、非常に厳しく見えるものの、教室にきているこども達の表情は非常に生き生きしている。

いやいや、この教室に通わせたくなる親御さんの気持ち非常によくわかります〜。

>>「指導者は汗をかけ!その4」へ

指導者は汗をかけ!| その1その2その3その4|

 

指導者は汗をかけ〜! その2

タクシンスポーツ会長と話をしながら練習に目をやると、至る所で腕立て伏せをしている小学生の姿が。

なんと練習メニューで、ミスをしたら腕立て伏せをしなくてならないのだ〜。

タクシンスポーツの教室の練習風景を見ていると、自分が学生だった頃の練習風景が脳裏に浮かんできます。ツッツキを30回続けられなかったら腕立て伏せ、スマッシュミスをしたら腕立て伏せ、、、そんな練習していましたね〜。

僕の知る限り、都内においてこういった感じの指導方法をとっている卓球教室は今のところお目にかかったことはありません。

橋本会長「ジュニアチームを営むほとんどの卓球教室は、卓球指導とか教育といった視点ではなく、ビジネスが優先されてしまう傾向にあります。指導するということはそういうことではないんです。厳しくするところは厳しくしなくてはなりません。」

卓球教室の経営者は、いかに卓球のスキルをアップするかということの次には、いかに生徒を集うかという部分を考えてしまうのですが、このタクシンスポーツの教室はそれ以上に「人間教育」や「しつけ」という部分をしっかりと育てているんです・・・。

実はまず最初に驚いたのは小学生の子ども達がみんなしっかりと挨拶をしてくる。学校の部活ならともかく、僕が一般の卓球教室に顔を出した時に、子ども達が挨拶をしてきたところは、この教室がはじめて。(特に僕のような怪しい格好をしている人物は、通常なら「怪しい人とは口をきいてはいけません!」となるんですが・・・、それはまた別の話ですね・汗)

さらには入り口の脱いだ履き物や荷物もきちんと整理されている。

おーーー、この光景はどこかで見たことがある。

そうそう、それは中国・上海にあった卓球強化施設。中国全土から親元を離れて集まった卓球エリート達の通う全寮制の学校だ。どんなに卓球が強くても、勉強ができなければ試合に出してはもらえない。卓球だけではなくて、挨拶や身の回りのことがちゃんとできなければ練習すらさせてもらえない。

この卓球教室はまさに上海の卓球強化施設のそんな感じなのだ〜!

タクシンスポーツでも練習エリアとは別のスペースで勉強をしている生徒達が・・・。卓球も大切だけど、勉学も大事。卓球教室がそこまで担う必要があるか?という声も聞こえてきそうですが、そこまでできている卓球教室がスゴいことに違いない・・・・・ですよね。

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指導者は汗をかけ!| その1その2その3その4|

 

指導者は汗をかけ〜! その1

ゴールデンウィーク楽しく過ごされていますか?
学生の皆さんは休み関係なく練習の日々を過ごしているのでしょうか〜。

僕は毎年恒例のように、事務所にて軟禁状態に・涙(王国のマンガのしめきりもやってきます・・・汗)ブログの方もすっかりご無沙汰になってしまいました〜。今回は東京を離れ、名古屋から4連発でお届けします!

さてさて、先日、仕事と大学での講演のために名古屋入り。
首都圏ではいろいろな卓球教室に顔を出し、見学させてもらったりしてますが、首都圏を離れたところには時間的にもなかなか行くことができません。

今回、せっかく名古屋に行くのなら、どこかの卓球教室を覗いてみたい〜!と思い立ったは吉日。名古屋にあるタクシンスポーツさんの卓球教室に行って参りました〜。

最初に書いておきますが今回は、かなりヤバイです・・・・。
どんな風にヤバいのかは読んでからのお楽しみw。(卓球指導者必読です!)

ということで、今回は名古屋のタクシンスポーツの卓球教室に足を運んできました。まずは建物がすごい!大きな倉庫まるまる一棟を練習場にしてしまったかのような建物は1、2階のフロアーにわけられていて、多くの生徒さん達が練習に励んでおりました。首都圏ではなかなかこの規模の卓球教室はお目にかかることはできないですね・・・。実にうらやましい限りです。

1階は初級者フロアで、うまくなると2階の上級者フロアにて練習が可能で、本日も多くの小学生、中学生が練習に来られていました。

今回、いろいろとお話をさせていただいたのはタクシンスポーツの橋本允至会長。このタクシンスポーツといえば、女子日本代表として活躍されている石垣優香選手をはじめ、全国レベルの選手を多く輩出している卓伸クラブの選手が集う教室。

一体どんな練習方法で選手達が上達していくのか実に気になるところです。ラケットの持ち方、卓球台でのホームポジションのとり方、スイングetc、、、、橋本允至会長に伺いたいことはてんこ盛りです。

>>「指導者は汗をかけ!その2」へ

指導者は汗をかけ!| その1その2その3その4|