熱いお便り

私がロッテルダム大会の速報チームhttps://dev.world-tt.com/ps_info/ps_report.php?bn=132
に熱い写真を送りつけているのと同様に、私にも読者から熱いメールが届いた。

田村直洋という人で「条太さんの弟子の田村さんと親戚ではありません」とわざわざ断り書きをしてきた。彼の文面をそのまま紹介しよう。

「水谷の優勝を公言される条太さんには申し訳ないですが、今回こそはボルがシングルスで優勝します。王皓、馬龍を下した水谷と、張継科を下したボルとの決勝で、4-3でボルが劇的な優勝を遂げる、というシナリオです。ドイツ初のシングルス世界タイトルをもたらしたボルは、国民的英雄になるのです。
非国民などと言われそうですが、私の中でボルは特別な存在なのです。私が高校で卓球を始めたとき、若干18歳であの天才ワルドナーを倒したボル。僕の卓球は、常にボルの成長とともにありました。ボルは私の見本であり、憧れであり、神であります。そのボルの集大成とも言うべき大会がロッテルダムなのです。今回ばかりは、譲れません。」

ということである。譲るも譲らないもないと思うが、いやはやなんとも異様な迫力である(むしろアブないんだが)。彼はボルを神と崇めている証拠に、卓球レポート誌に何度もボルの似顔絵を載せているのだという。さっそく蔵書を調べてみると確かに載っていた。

私も人のことは言えないが、いろんな形の卓球ファンがいるものである(はたして卓球は練習しているのであろうか?)。