日本はもうすぐインターハイ。
今年はゴールデンラケット大会が8月25日から開催されるので、参加する選手たちの結果が楽しみです。
さて7月18日から24日まで子供たちの全国大会がダナン市で行われました。
夏の全国大会は、日本の小中高の全国大会が一斉に行われるようなものです。
カテゴリーは7-9歳、10-11歳、12-13歳、14-15歳、16-18歳の部に分かれており、団体戦とシングルス。16歳以上の部はダブルスも行われます。
今年からルールが変更され、7-9歳の部新設。12-13歳、14-15歳の団体戦はITTFジュニアプロツアーに合わせて、2名での団体戦および団体戦の中にダブルスが導入されました。
7-9歳の部に関しては競技人口の増加とと競技力を高めるために、非常に良い案だと思いました。
ホーチミン市においても9歳以下の子供たちを組織的に強化し始めましたし、競技人口の少ない都市では、低年齢の選手の育成に力を入れることにより、入賞の可能性が他のカテゴリーに比べ非常に上がったと思います。
しかしながら、一番参加人数が多い、12-13、14-15歳、団体の部を2名でも参加できるように、との変更は選手が2名に絞られてしまう為、逆に試合経験が少なくなり競技力の低下につながってしまうのではないか、と心配しております。
主力の選手は試合数がとても多かったですが、3番手の選手は昨年に比べ試合数がとても少なくなりました。
各チームのコーチたちには会議の際に意見を出しておくように頼みましたが、主力選手の試合数が増えるという事は、トップ層の発展に結びつきますので難しいところです。
結果は数年しないとわかりませんが、競技人口と競技力発展。上手くいってくれると良いのですが。
7-9歳、小さい子供たちのベンチコーチは皆熱が入っていました。
卸先の卓球専門店の息子。7歳、ハノイなのであまり会えませんが、子供は大きくなるのが早いですね。
ハノイチーム、入賞者。白いシャツの女の子は4歳。表彰式に参加できない選手の代わりです。お母さんは元ベトナムチャンピオンなのでこの子も数年後は立派なプレイヤーでしょう。
夏の全国大会、ホテルはいつもホーチミンと一緒なので、久しぶりに小さな選手たちと触れ合うことができました。でもホテル中は毎日非常に騒がしかったです。
泊まったミニホテルの宿泊客は皆ホーチミンの関係者なので、許されるのでしょうが、日本でしたら監督に怒鳴りつけられているかホテルから苦情が来るレベルです。
まあこれも合わせてベトナムなので、毎年の光景です。
数えてみれば私も今年で13回、夏の全国大会に参加しておりました。