月別アーカイブ: 3月 2019

シチズン時計卓球部、障がい者チーム訪問。

昨年に引き続き、本年度もホーチミン障がい者チーム練習場を訪問しました。

昨年の影響もあり、参加者も多く、皆楽しみに待っていたそうです。

練習場は、本年度完成したばかりの、地域のスポーツセンターに移動していました。台も6台設置でき、昨年に比べ環境は良くなっていましたが、クーラー等、空調設備は相変わらずなく、非常に暑い中、3時間弱、みんなで交流を深めました。

まずは記念撮影。

各選手、コーチに台についていただき、みんな入れ替わりながら練習しました。

ホーチミン在住の元日本リーガー、永田桂子さんも応援に駆けつけてくださり、みんなと共に練習していただきました。

試合や、ジュースからのゲーム練習、技術指導など、中身の濃い交流ができました。

休憩時間中も質問が絶えません。

最後は、御内、上村、両選手による模範試合。

伊藤監督コメント。

ホーチミン市に移動し、昨年同様障がい者施設を訪問した。練習場が新たにきれいになっていたが、冷房設備がなくとにかく暑かった。

そんな中、車イスの人、片腕のない人、足の不自由な人など、障がいのランクは様々だが、みなさん生き生きしており、障がいなど感じさせないくらい積極的に練習に取り組んでいた。

選手と打ち合う際も、自分からこの技を出して欲しい、これはどうやるの?と積極的に質問や要求をしていた。昨年よりも全体のレベルが上がっているようにも感じられた。

最後に選手による模範試合を披露し、普段見慣れないスピードで迫力のあるプレーに、みんさん大いに盛り上がっていた。

経済的に厳しい状況でもあるので、ラバーなどの消耗品が重要で、今回寄付した、使用済みのラバーやボール、ユニホームなど大変喜ばれた。

 

シチズン時計卓球部、ベトナム国際交流事業。ダナン。

昨年に続き、3月11日から15日まで、シチズン時計卓球部がベトナムに国際交流事業の一環として、いらしてくれました。

参加者は、伊藤 誠、御内健太郎、上村 慶哉。

伊藤監督より、国際貢献事業の意義をコメントをいただきました。

「弊社では、社会貢献活動を通じて、社会問題に目を向け、寄付金や、義捐金、または物資の提供だけでなく、その現場に赴き、直接支援することを目的としています。
そして様々な経験を通して視野を広げ、新たな価値観を学び、さらには企業価値の向上にも寄与していく。

年間で国内で1,2回、海外で1,2回を実施していこうと考えています。」

ベトナムにとっては非常にありがたいことです。

今回はダナン市卓球連盟より、熱心な依頼があり、ホーチミン到着後、飛行機を乗り継いで2日間ダナン市を訪問いたしました。

ダナン市は、ホーチミンから飛行機で1時間30分、ベトナムのほぼ真ん中にあり、ホーチミン市、ハノイ市に次ぐ第三の都市です。

まずは、現地幼稚園を視察。

ダナン市、たんぽぽ幼稚園。日本に留学経験のあるベトナム人の方が運営されています。

日本の教育の良いところを取り入れ、現地ベトナム人に対し、日本式の教育を行っている幼稚園です。

日本の幼稚園や大学と提携があり、当日も日本から来た大学生が育児補助をしていました。

園児数は250名、月謝は他の幼稚園よりも高いのですが、200名以上の入園希望待機者がいるそうです。

幼稚園児が幼少より卓球に触れ合えるようにと、ボールとラケットを寄付してきました。

ダナン市選抜チームとの交流練習会。

伊藤監督、コメント。

基本技術の紹介から、普段行っている練習のやり方、交流試合などを行った。

レベルは日本の中学生レベルであり、試合の組み立て方やポイントの取り方がしっかり指導されていないため滅茶苦茶であった。

ただダナン市の卓球連盟の方々が非常に熱心で、今後も継続して指導して欲しいという気持ちが強く伝わってきた。有望な子供もいるので、大事に育てて欲しい。

一緒に練習した選手たちには、ユニホームやタオル、使い終わったらバーを寄付しました。

床は、コンクリートの打ちっぱなし、クーラーなどはない環境ですが、みんな頑張っていました。

夕方から、ダナン市より車で1時間くらいの場所にある、世界文化遺産、ホイアンの街を見学してきました。

ホイアン旧市街地、日本橋。

夜になると、町中がランタンや灯篭でライトアップされます。

観光客が非常に多く、道を歩くのも大変でしたが、出店がたくさん出ていて、とても賑やかでした。