ペン粒『ピンプル座談会』 音声公開

『卓球王国』2019年1月号に掲載中の「ペン粒 ピンプル座談会」の収録時の音声を公開しました。

座談会の前半、収録を忘れていて途中からの音声になります。

発言者など、雑誌の記事と違うところがありますが、そこは表現の妙ということでご了承ください。

<参加者>
小島渡(こじま わたる)
1992年埼玉県出身。中学1年から卓球を始めシングルスで全国中学校大会出場。狭山ヶ丘高校時代に関東大会ベスト4。駒沢大学時代に関東学生選手権ベスト32。全日本選手権シングルス、ダブルスともに3回戦進出。ペン粒日本最強と言われる。「タクティブ」府中店コーチ。

馬渕賀生(まぶち よしお)
1980年福井県出身。中学1年から卓球を始め、若狭高校時代にダブルスで北信越ベスト8。日本大学卓球部に入るも映像関連の勉強に専念するため即退部。卓球はクラブチームで続ける。社会人になってからは、全国ラージ一般男子Aダブルス3位、新日本スポーツ連盟大会の東京代表など微妙な成績を残す。テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』ディレクター。

高部(卓球王国編集部)

司会:伊藤条太

2018年5月7日 『中目卓球ラウンジ』にて

卓球雨ニモ負ケズ

卓球の詩を作ってみた。宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」のパロディだ。

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

決め球はなく

決して打ち抜けず

かといって安定性もなく

いつも一回戦で負けている

 

週に五日の練習で

フォア打ちと三球目攻撃と

少しのフットワーク練習をし

あらゆる動画を研究し

自分の実力を勘定に入れずに

よく見聞きしわかり

そして実行できず

 

駅から遠くの通りの裏の

小さな暇な会社にいて

東に大会があれば

行って全種目に出場し

西に卓球しすぎの仲間がいれば

行って誘って家族から迷惑がられ

南に卓球用品店がオープンすれば

行って忙しい店員と長々話し

北に初心者がいれば

行って頼まれてもいないのに教え

 

卓がつく名前を見れば

親が卓球好きと決めつけ

「宅急便」「ピンポイント」の言葉に反応し

「前人未踏」「量販店」にも腰を浮かし

年中ユニフォームとジャージで過ごし

チームを作れば団体メンバーから外され

零歳からラケットを握らせた息子は

テニス部に入り

娘はバドミントン部に入り

 

職場でグルーを塗って騒ぎを起し

忌引きで休んで大会に出て

アキレス腱を切って会社に知られ

負けた中学生からアドバイスを請われ

勝った高校生はコーチに正座させられ

ラバーを替えてもサーブは切れず

特注ラケットでも空振り治らず

コツを掴んだと思ったらイップスになり

サービスも入らず

フォア打ちも入らず

もうやめようと思っても

勝利の日の快感を忘れられず

 

五輪の夏はおろおろ歩き

全日本の冬は涙を流し

みんなに物好きと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういう卓球ドランカーが

わたしは愛しい

「卓球ドランカーの詩」

 

講演会終わる

昨日、無事に講演が終わった。

幸いにも、トチるとか忘れるということはなかったが、講演が難しいものだということがよくわかった。課題が山積みだ。うーむ。

今回の講演は、岩手県高体連卓球専門部創立70周年記念だったのだが、前回の記念は50周年で、そのときに今回と同じ会場で講師をしたのは、奇しくも私の恩人である藤井基男さんだったという。藤井さんの後を継いだ形になるとは、なんと光栄なことだろう。

バイトの伊藤くんの野望

Tリーグの取材のついでに卓球王国編集部に来ると、やはりバイトの伊藤くんがいた。

しばらく黙ってたかと思うと私に向かって「師匠と呼んでもいいですか」と言う。

「弟子に値することを何かやってるの?」と当然の質問をすると黙った。

こやつ、何もしてないのに弟子になるつもりだったらしい。そもそも何の弟子だ。

ある意味凄まじい精神力だ。

 

 

 

講演会

「岩手県高体連卓球専門部70年記念式典」で講演をすることになった。

以前なら私がそんな大それたところで講演をするなど考えられないことだったが、つくづく良い時代になったものだ。

卓球がブームになったおかげでテレビなどに出るようになったためか「この人は講演でひっぱりだこなのではないか」と誤解した主催者の方が依頼してきたものだ。

もう依頼されたので今さら取り消しは無理だぞ! わはは。

スクリーンに昔の卓球の本や貴重な映像をバンバン映し出して目も当てられないマニアックかつ抱腹絶倒かつためになる講演をしようと準備をしているところだ。

内容は、80年代の卓球ネクラブームの暗黒時代、日本の卓球の遅れの原因、卓球の歴史、田丸さんやピータースなどの奇人変人などを私自身の体験に沿って紹介していくという雑多なもので、タイトルは

『卓球よもやま話 高校時代から卓球史、奇人変人まで』

だ。どんな公演になるか自分でも楽しみだ。

親心

昨日出演したテレビ放送NHK『ごごナマ』を見た実家の両親から別々に電話が来た。

母:帰り際、司会の阿部さんが何度も頭を下げているのにまったく振り向かないで帰ったのは失礼だ。

ものすごく緊張していたので、一刻も早くその場から立ち去りたくて、逃げるようにしてカメラから逃れたというのが真相だ。

父:顔が老けすぎている。あれだけ剥げてるんだから下の毛を生やしたらどうだ。

「下の毛」と言われて驚愕したが、髭のことだった。いずれにしても不要だ。

何歳になっても親は子供のことが心配らしい。

テレビ出演情報

以下のようにテレビ出演します。

『ネクストブレイク』
日本テレビ系列
10月13日(土)24:55~25:25
10月20日(土)24:55~25:25(再放送) → これは誤報でした。両日のどちらかで放送するというのを私が再放送と誤解したものでした。済みません(10/22記)
卓球のルールが変わった経緯を解説

先月中旬に収録済みなので、どう編集されているか楽しみだ。仙台では見られないようなので、私は息子に録画してもらって見るつもりだ。

『ごごナマ』
NHK総合
10月15日(月)15:08~16:00
卓球バーについて解説
出演:船越英一郎、美保純、阿部渉(NHKアナウンサー)
ゲスト:増田明美

こちらは生放送なので、見ている方も失態がないかとドキドキすること間違いなしだ。

卓球バブルを実感する。

ドアポン

ブログの読者から面白い情報が寄せられた。

テーブルがなくても卓球ができる『ドアポン』だそうだ。

『ファット・ブレイン・トイズ』という会社が作っているものだ。会社名からして、なんだか脂肪だらけで役に立たない脳みそをイメージするが、そんなわけはなく、英語では「豊かな脳」とでもいうことなのだろう。https://www.fatbraintoys.com/toy_companies/fat_brain_toy_co/door_pong.cfm?tid=email_20181002&utm_source=email_20181002&utm_medium=email&utm_campaign=email_20181002&emaid=&_bta_tid=008353314521392319439956511671256276694972950157202531583191965563662951425277730171591898644000843779&_bta_c=4gbxgs2u2h4h8hp9l09l178mgnfqm

天井からぶら下がったボールを相手と交互に打つことで、楽しいし体のトレーニングになるとか言ってる。

他にどんな製品があるかと見てみると、「リボンニンジャ」だそうだ。この系統か・・・。

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