昨夜、ITTF(国際卓球連盟)が「パリ五輪の出場資格」に関してプレスリリースを流した。
その中で、団体戦は16チームで構成され、1チーム3名で構成、まず6大陸から1チームずつが選ばれるが、これは大陸選手権の優勝チームとなる。その後、2024年の世界団体選手権のベスト8のチームが資格を得て、次に世界チームランキングの最上位チーム、そして開催国のチームが選ばれる。
混合ダブルスは16ペア。そして、シングルスの出場資格は「シングルスは団体戦で選ばれた16チームの各チームの世界ランキング上位者2名ずつが自動的にシングルスの資格を得る」と発表されている。
もし、アジアでの大会(選手権、または競技大会)で日本がチーム優勝できなければ、2024年2月の釜山(韓国)での世界団体選手権でベスト8に入った時点で、パリ五輪の団体戦出場は決定する。
シングルスの出場資格は出場資格を得た各チームの世界ランキング(2024年6月18日発表)の上位2名がシングルスの出場資格を得ることになる、とITTFは発表。合計でシングルス代表は70名で、16チームから選ばれる32名以外は大陸予選通過選手や世界ランキングによって資格を与えられる。
世界ランキング上位者にシングルスの出場資格が与えられるとしたら、これから開催されようとしている国内選考会(ロード・トゥ・パリ2024)は団体戦の3番手を決める大会になるのだろうか。今回のITTFの発表は日本卓球協会の今後の選考会や選考基準に影響を与えることになる。
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