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念願のインカレ初出場を果たした鎮西学院大

 2022年7月6~9日に愛知・スカイホール豊田で開催された、「インカレ」こと第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)。今大会、初出場を果たしたのが鎮西学院大(男子)だ。

 鎮西学院大は、旧名・長崎ウエスレヤン大から、21年に名称変更。男子卓球部は、17年には九州学生リーグ4部所属だったが、昇格を重ねて19年には1部へ。長崎県の名門・鎮西学院高以外にも九州各地の高校から、スポーツ特待生を中心に選手が集まっている。専用練習場が無いため、大学での練習は週3回と必ずしも恵まれた環境ではないものの、選手たちが熱心に練習に取り組んでいるチームだ。1部昇格時からインカレ出場を目指してきたが、コロナ禍で2年間学生リーグが開催されず、その時の主力選手は出場は果たせなかった。しかし今年は、九州4位の成績で、念願の初出場を果たした。

 結果は残念ながら予選リーグで早稲田大と中京学院大に、ともに0 3での敗退。中京学院大戦では競る場面が多く、予選敗退ながら収穫の多い大会となった。

「今年は九州枠が5に増えたので、ぜひ出場したいと思っていた。早稲田大戦では、高校時代に九州大会で当たっていた杉本選手、荒井選手との対戦でしたが、以前よりもボールの質が高くなっていて、正直、点を取れる気がしなかったですね。中京学院大戦では、競る試合もありましたが、最後の1本、2本での質の違いを感じました。それも良い経験でした」(高江洲恭也 代理主将/写真後列 右から2番目)

 男女とも劇的な試合が続いた、今年度のインカレ。上位以外にも初出場など多くのドラマが見られた。報道は卓球王国2022年9月号に掲載しています。

★インカレは明治大が5年ぶりV、神戸松蔭女子学院大が初優勝

★卓球王国2022年9月号詳細

★みんなのおもいで.com(インカレ写真展示会コード P727G9645)

中京学院大戦のトップでゲームオールの接戦を演じた小松直輝(手前)

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