8月23〜28日にかけてチェコで開催されたWTTフィーダー オロモウツ大会。日本からは、男子7名、女子2名が混合ダブルスと女子ダブルスを除く3種目に出場。男子ダブルスで吉村真晴(愛知ダイハツ)/吉村和弘(TRAIL)ペアが優勝、横谷晟/谷垣佑真(ともに愛工大)ペアが準優勝したほか、吉村真晴が男子シングルスで準優勝に輝いた。
男子ダブルスでは、焦りのない丁寧なプレーで、横谷/谷垣ペアとの同士討ちを制した吉村兄弟ペアに栄冠。決勝では、前半横谷/谷垣ペアに押させるも、甘いボールを見逃さなかった吉村兄弟ペアが3-1で勝利し、張本兄妹に続き嬉しい兄弟Vとなった。
男子シングルスでは、吉村真晴が快進撃を続け準優勝。決勝では、趙勝敏(韓国)に1-4で惜しくも敗れたが、最後まで諦めることなく一球一球食らいついた。
一方女子シングルスは、銭天一(中国)が李恩恵(韓国)に4−1で勝利しタイトル獲得。先日行われたWTTコンテンダーチュニス大会で大物を次々と倒し、女子シングルス準優勝を果たした張本美和も出場したが、フランスのシャスランに敗れ、無念の1回戦敗退となった。
写真提供:WTT
★ WTTフィーダー オロモウツ大会記録
〈男子シングルス〉
●予選2回戦
吉村真晴 -10、3、-9、9、1 M.ムッティ(イタリア)
谷垣佑真 10、-9、7、9 ブシュライビ(サウジアラビア)
松⼭祐季 9、13、9 マルティンコ(チェコ)
●3回戦
吉村真晴 -7、5、1、-10、10 全开源(中国)
朴康賢(韓国) 5、6、8 谷垣佑真
レジムスキー(ポーランド) -5、8、-11、6、6 松⼭祐季
●4回戦
吉村真晴 10、7、5 高楊(中国)
●決勝トーナメント1回戦
Da.ハベソーン(オーストリア) 9、-9、8、8、5 横谷晟
クルティッキ(ポーランド) 5、4、-11、11、6 吉村和弘
ボボチカ(イタリア) 5、-8、7、-9、9、8 吉山僚一
吉村真晴 8、3、-10、7、-6、3 パン・コーエン(シンガポール)
エクセキ(ハンガリー) 5、10、-6、-9、11、4 神巧也
●2回戦
吉村真晴 6、7、8、11 メン・ファンボ(ドイツ)
●3回戦
吉村真晴 -10、12、-5、6、7、7 スタンパー(ドイツ)
●準々決勝
吉村真晴 3、-11、7、6、-9、-6、8 ワン・ヤン(スロバキア)
●準決勝
趙勝敏(韓国)-5、-6、13、-3、9、8、8 ガルドス(オーストリア)
吉村真晴 7、-7、12、8、8 周啓豪(中国)
●決勝
趙勝敏 7、7、16、-8、7 吉村真晴
〈女子シングルス〉
●予選1回戦
菅澤柚花⾥ 6、5、8 ハジロウ(イラン)
●2回戦
菅澤柚花⾥ 11、5、10 ウェグジン(ポーランド)
●3回戦
徐奕 10、-8、8、-8、6 菅澤柚花⾥
●決勝トーナメント1回戦
シャスラン(フランス) -8、11、-9、9、7、-4、7 張本美和
●準決勝
李恩恵(韓国) W/L 徐奕
銭天一(中国) -8、7、9、-5、11、7 倪夏蓮(ルクセンブルク)
●決勝
銭天一 -6、2、11、5、12 李恩恵
〈男子ダブルス〉
●予選1回戦
吉村/吉村 7、4、5 ケンジェフ/クルマンガリエフ(カザフスタン)
クルティッキ/クビック(ポーランド) -9、-10、5、13、3 神/松山
●2回戦
吉村/吉村 11、-9、11、-5、6 ローランド/レンベルト(フランス)
●決勝トーナメント1回戦
横谷/谷垣 9、-6、-6、4、11 朴慶泰/趙勝敏(韓国)
吉村/吉村 8、7、8 ガルドス/Da.ハベソーン(オーストリア)
●準々決勝
横谷/谷垣 7、9、-6、10 レイツピース/ポランスキー(チェコ)
吉村/吉村 5、10、1 周哲宇/馬昆廷(シンガポール)
●準決勝
横谷/谷垣 -3、5、5、-7、3 ピスチェイ/ゼリンカ(スロバキア)
吉村/吉村 -7、6、7、7 曹魏/徐海東(中国)
●決勝
吉村/吉村 -6、7、12、5 横谷/谷垣
〈女子ダブルス〉
●準決勝
吴洋晨/臧小桐(中国) 4、3、-5、8 倪夏蓮/デヌッテ(ルクセンブルク)
金娜英/尹孝彬(韓国) -7、5、9、9 ザリフ/モスタファビ(フランス)
●決勝
金娜英/尹孝彬 W/L 吴洋晨/臧小桐
〈混合ダブルス〉
●準決勝
朴康賢/金娜英(韓国) 5、4、5 レバジャック/ルプレスク(セルビア)
ピスチェイ/ククルコワ(スロバキア) 7、10、5 グロッド/デヌッテ(ルクセンブルク)
●決勝
朴康賢/金娜英 8、7、4 ピスチェイ/ククルコワ
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