琉球アスティーダ | 2-3 | 岡山リベッツ |
7勝4敗 | 3勝10敗 |
1 | 李平 | 5-11 | 11-8 | 7-11 | 森薗政崇 | ◯ | |||
陳建安 | 町飛鳥 | ||||||||
2 | 荘智淵 | 9-11 | 11-10 | 9-11 | 2-11 | 趙大成 | ◯ | ||
3 | ◯ | 吉村真晴 | 11-8 | 11-6 | 9-11 | 11-6 | 吉田雅己 | ||
4 | ◯ | 朱世赫 | 8-11 | 11-5 | 11-7 | 11-9 | 森薗政崇 | ||
5 | 吉村真晴 | 9-11 | 趙大成 | ◯ |
11月23日のT.T彩たま戦でピッチフォードと神に勝利し、華々しいデビューを飾った趙大成。
1カ月ぶりに岡山リベッツに合流した韓国のホープがまたも2点を叩き出し、岡山リベッツが久しぶりの白星を獲得。「1勝が重い」と白神監督がコメントした今日のマッチを振り返ろう。
今期はホームの試合は2戦2勝の琉球アスティーダ。順位も2位につけており、好調のまま再び沖縄に戻ってきた。
一方で、ホームで4連敗し、なんとか悪い流れを断ち切りたい岡山リベッツ。
琉球がベストメンバーを揃える中、岡山は4人最小人数での試合となった。
ダブルスは調子の良い岡山リベッツの森薗/町が1ゲーム目を圧倒。
岡山ペアにミスがほとんどなく、相手のつなぎを上から叩いて8-1と離す。その勢いのまま2ゲーム目も8-4とリードし、一気に勝負を決めるかと思われたが、ここから琉球アスティーダの李平/陳建安の動きがどんどん良くなっていき、なんと7連続ポイントで2ゲーム目を取り返して、最終ゲームへ持ち込んだ。
ずるずると相手のペースに持ち込まれそうにながらも、それを振り切るかのように森薗/町は、最終ゲームの1本目から吠える。動ききった岡山リベッツがダブルス先勝だ。
第2マッチは荘智淵と趙大成。チャイニーズタイペイのベテランと韓国の若手の対決となった。
ボールのスピードはそこまで速くはないが、手足が長く、届く範囲が広い趙大成。さらにサービスもわかりづらく、変化も多彩。荘智淵といえども簡単な相手ではない。
荘智淵はまともに打ち合うのではなく、打球点だけは早く前陣をキープし、ブロックで的確にコースをついていく。打たせて取る。ベテランの後の先で趙大成に対抗した。
趙大成としては、打たせてもらえるなら望むところだろう。
フォアでの大振りでは荘智淵のブロックにつかまってしまうが、鋭いバックドライブなら押して行ける。レシーブからチキータを連発し、3ゲーム目を逆転で取ると4ゲーム目は圧倒した。
強い、強いぞ、趙大成。淡々とゲームを進める若虎が試合を決め、岡山リベッツが王手をかけた。
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