岡山リベッツ |
3–2 |
木下マイスター東京 |
6勝7敗 |
9勝4敗 |
会場:岡山武道館 観客数:1201人
1 |
◯ |
上田仁 |
11-8 |
11-7 |
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水谷隼 |
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森薗政崇 |
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大島祐哉 |
2 |
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林鐘勲 |
4-11 |
4-11 |
10-12 |
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張本智和 |
◯ |
3 |
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上田仁 |
9-11 |
10-12 |
5-11 |
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水谷隼 |
◯ |
4 |
◯ |
吉村和弘 |
6-11 |
11-6 |
11-5 |
11-8 |
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松平健太 |
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5 |
◯ |
吉村和弘 |
11-5 |
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張本智和 |
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怖いもの知らずの男の名は「吉村和弘」だ。
4番で松平健太を倒し、そのままVM(ヴィクトリーマッチ)へ突入した吉村。
運命の1ゲームマッチで、両ハンドを連発し、またも張本智和を下した。
岡山リベッツがホームで劇的勝利を飾ったその試合を振り返ろう。
まだシーズンは終わってはいないが、18年に行われる試合は今日が最後となる。
ホームの岡山リベッツ、そして木下マイスター東京の試合には、1201人が集結。会場となった岡山武道館には数時間前から長蛇の列ができ、満員御礼の一戦となった。
本日もダンサーたちが盛り上げる!
ダブルスの強さは折り紙付きの岡山リベッツ。今日も先鋒は上田/森薗のエースダブルスが登場し、着実に1点を奪取した。木下マイスター東京は、全日本ダブルス王者である水谷/大島を投入し、なんとか先鋒を取りたいところだが、上田/森薗は崩れず。
これでリーグトップの9勝目を上げた上田/森薗。2ゲーム先取のダブルスにおいて、素晴らしい安定感だろう。
ダブルスの強さが秀でている岡山リベッツ
勝利の流れを引き込みたい岡山リベッツだが、2番で空気を一新されてしまう。張本智和がチキータ、そしてバック強打のコース取りで一気に点を取り返す。林鐘勲も強打を打ち込むなど、見せ場もあったが、張本の壁は高かった。
その張本のバトンを水谷が受け取る。
相手チームからすれば、大ボスクラスが連続で投入されるようなものだ。受けていては勝てない上田は、1本目、2本目ともにチキータで攻めていく。台上のストップ勝負では水谷に分があるため、チキータでラリーにしてフォアの手数を増やしていく戦術だ。しかし、すべてのサービスをチキータで狙うことは難しい。それでも狙いに行く上田に対して、水谷はサービスの配分を変えて、チキータに迷いを生じさせていく。
ゲームが進むに連れて、上田はなかなか台の中に入れず、チキータで狙いにいけなくなった。「相手の武器が怖ければ、封じれば良い」と言わんばかりの水谷の試合巧者ぶりが存分に発揮された試合だった。
チキータが炸裂するも後半は的を絞れず
水谷はさすがのサービス術
4番の1ゲーム目、松平健太がいきなり10点連取の10-0にして、一気に畳み掛けていくが、今日の吉村和弘はそこからの爆発力が違う。松平のフォアを抜けていく閃光のようなバックハンドが次々に決まり、3ゲームを連取。会場に響き渡る「かずひろ」コールに後押しされ、勢いそのままVMをも制し、またもドラマチックな男が決めた。
とてつもない威力のボールを連発!和弘が最高の出来を見せた
「0-10になって、吹っ切れました。Tリーグで0-10になったのはぼくだけかも。会場の応援がなによりも力になりました!」(吉村)とコメント。
敗れた張本も「和弘さんがすごすぎた」と脱帽した。
張本を下した吉村
18年最後のTリーグは、もはや恒例の和弘ポーズを決め、ホームマッチでの最高潮の試合で幕を閉じた。
これでT.T彩たまを追い、勝ち点では同率2位へ浮上。2月から始まる後半戦が待ち遠しい。
両手を広げ、グーを握る。これが和弘ポーズ