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Tリーグ

大阪ダービー、日本生命がマレッツにリベンジ!

日本生命レッドエルフ 40 日本ペイントマレッツ
2勝2敗 3勝2敗
1 常晨晨 11-7 11-1 李皓晴
蒋慧 田代早紀
2 早田ひな 11-6 12-10 14-12 馮天薇
3 平野美宇 12-10 11-7 8-11 11-6 李皓晴
4 常晨晨 11-9 11-4 11-9 松平志穂

 

Tリーグ初の大阪開催となった、日本生命レッドエルフ対日本ペイントマレッツの大阪ダービー。互いに地元の大声援を受けた一戦は、日本生命が4-0で完勝。10月27日の初戦で敗れたマレッツにリベンジを果たした。

 

第1マッチのダブルスで、日本生命は新規加入の蒋慧を起用。右シェーク裏表の異質型で中国ではダブルスの名手として知られる選手というのだが、確かにレシーブが抜群にうまい。第2ゲームでは強烈なフォアフリックを2本連続ノータッチで決め、これには相手の田代も苦笑いをするしかなかった。サウスポーの常晨晨とのペアリングはばっちりで、田代・李皓晴ペアに付け入る隙を与えず完勝した。

中国ペア強し! 右が新加入の蒋慧。イケメン女子!

 

ダブルスの勝利で一気に有利に立ったホームの日本生命は、第2マッチの早田も魅せる。相手は、一度も勝ったことがないという強敵の馮天薇だが、サービスをフォア前に集め、ラリー戦ではバックを突いて、相手の強打を防ぐと、自慢のフォアドライブで馮の堅陣を打ち抜いた。

圧巻は第2ゲームで、5-10とリードを許すが7本連取で大逆転。そのまま第3ゲームも競り合いを制して、値千金の勝利をあげた。

「6-10になった時の自分のサービスの2本で冷静に考えることができて、スムーズに3球目を打てたのが良かった」と試合直後のインタビューで語った早田。

「レシーブが成長している」と村上監督も絶賛の早田

 

第3マッチ、日本生命はエースの平野が登場。平野の巻き込みサービスが冴え渡り、バックへのロングサービス、ミドルへの下回転など、多彩な回転にマレッツの李皓晴は最後まで対応できない。ラリー戦でも李皓晴の持ち上げ気味のドライブに対して、上からドライブを叩き込み、攻撃力でも上回った平野が相手を押し切った。これで日本生命は3勝をあげ、勝利が確定。

平野vs李皓晴。観客席が近くて、目の前で見られます!

 

第4マッチは、マレッツの松平が武器であるしゃがみ込みサービスで会場を沸かせたが、常晨晨を崩すにはいたらず。何とか1勝をあげようという強気が裏目に出たのか、ドライブでらしくないミスが目立ってしまった。回転をかける、かけないの緩急がうまいテクニシャンの常晨晨は最後もきっちりと締め、今日の一戦は単複で2点をあげる活躍を見せた。

敗れたが、キレッキレのしゃがみ込みサービスで会場を魅了した松平

 

平野&早田の若手コンビを擁し、優勝候補と言われながらも苦しいスタートとなった日本生命レッドエルフ。今日で勝利し、2勝2敗のタイに戻して村上監督も安堵の表情。

「Tリーグの試合方式は最初のダブルスが大事。ここを取って2番にまわるのと、落とすのとでは大きく違う」と監督も語る重要なダブルスで新戦力が加わったのは大きいだろう。

明日は、全勝でトップを独走中の木下アビエル神奈川と対戦する。ホームで勢いをつけ、ここから日本生命の巻き返しが始まるのか楽しみだ。

ホームで完勝!ニッセイスマイル!

 

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