日本ペイントマレッツ | 1–3 | 日本生命レッドエルフ |
3勝5敗 | 6勝2敗 |
1 | 馮天薇 | 5-11 | 10-12 | 平野美宇 | ◯ | ||||
田代早紀 | 常晨晨 | ||||||||
2 | ◯ | 加藤美優 | 11-9 | 13-11 | 11-4 | 森さくら | |||
3 | 馮天薇 | 7-11 | 7-11 | 9-11 | 早田ひな | ◯ | |||
4 | 松平志穂 | 5-11 | 4-11 | 2-11 | 平野美宇 | ◯ | |||
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兵庫県高砂市では初開催となった女子Tリーグ、日本ペイントマレッツ対日本生命レッドエルフの大阪ダービー。
会場には、平野美宇や早田ひなというスター選手を一目見ようと652名のファンが駆けつけた。
1番のダブルスを取ったのは、日本生命ペア。サービス・レシーブを短めに集め、相手にかけさせてから得意のラリー戦で点を奪った。日本ペイントペアは、レシーブからチキータなどで積極的に仕掛けていくが、2人ともにミスが出てしまう。第2ゲームは競り合ったものの、無理をせず自分たちの土俵で戦った日本生命ペアが勝利をおさめた。
まずは日本生命レッドエルフが先制
そして2番では、太ももの故障によりこれまで出場できなかった日本ペイントの顔、加藤美優がTリーグ初登場。森とは11月のベラルーシオープンで対戦し負けているが、「楽しんでできた」という言葉どおり、0-1とリードされたこの場面でも気負わずに戦った加藤がペースを握る。しゃがみ込みサービスで相手を崩し、3球目でも強烈なフォアドライブを叩き込んだ。対する森は、ミスのない加藤に対して強引に行き過ぎてしまい粘り切れず、3ゲーム目も7-1と突き放され完敗。代名詞でもある、雄叫びも少なめだった。
念願の初出場&初勝利をあげた加藤は「勝ち負けだけじゃなくて、見に来てくれる人が喜んでくれる試合をすることが大事だって気づいたので、これからも頑張ります!」とコメント。
カトミユが森にリベンジを果たしTリーグ初勝利!
1-1のタイに戻し、ホームの日本ペイントが勢いに乗るかと思われたが、日本生命の若きツインエース、“みうひな”が立ちはだかる。
3番は、馮天薇vs早田ひな。前回の対戦は早田が勝利をしているが、そこで自信をつけたのか今回も早田が絶好調。緩急を織り交ぜた落ち着いたプレーで、ベテランの馮天薇を圧倒し、攻められても距離をとって丁寧にしのぐなど巧さ際立つ試合運びを見せた。ハーフロングに対する強打もすばらしく、通常ならばループでつなぐような難しいボールを低い弾道のドライブで打ち抜くなど、鉄壁の両ハンドがウリの馮天薇を持ってしても早田の猛攻を止めることはできず。
早田は、試合を重ねるごとにプレーの質が高まっている
続く4番は、その早田を上回るほど平野美宇が圧巻のプレー。序盤こそ、松平のしゃがみ込みサービスに苦しんだが、サービスに慣れてからは完全に平野の独壇場。スピード、回転量ともに松平を凌駕する両ハンドドライブが面白いように決まり、サービスでも長短を出し分けて相手のミスを誘った。
なんとか一矢報いようと終盤に松平がリスキーな攻撃を仕掛けるも、平野はそれさえも返球してしまう。世界で躍動する“ハリケーンヒラノ”の強さが際立つ一戦となった。
松平を寄せ付けず、完勝の平野
今回の大阪ダービーは、3-1で日本生命レッドエルフが勝利。「今日はうちにとってほぼベストメンバーなので、どうしても勝ちたい試合でした。若い早田と平野が力を出し切って、良い試合ができたと思う」と笑顔の村上監督。日本生命は勝ち点3を獲得し、木下アビエル神奈川を抜いて単独1位となった。
敗れた日本ペイントマレッツ・三原監督は「加藤が勝って、チームも勝つというのがもちろん一番ですが、とりあえず加藤が出場して勝てたので、今日はそれを喜びたいですね」と前向きなコメント。チームは3勝5敗の3位だが、加藤の復活とともにチームの巻き返しが見られるか、これからが楽しみだ。
監督の勝利インタビュー中に、東京ばな奈を手におどけるレッドエルフの選手たち
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