岡山リベッツ |
1-3 |
T.T彩たま |
0勝1敗 |
1勝0敗 |
1 |
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上田仁 |
11-7 |
9-11 |
9-11 |
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神巧也 |
◯ |
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森薗政崇 |
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篠塚大登 |
2 |
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田添響 |
11-7 |
4-11 |
5-11 |
2-11 |
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松平健太 |
◯ |
3 |
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町飛鳥 |
10-11 |
7-11 |
11-9 |
9-11 |
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英田理志 |
◯ |
4 |
◯ |
上田仁 |
8-11 |
11-2 |
11-8 |
7-11 |
12-10 |
篠塚大登 |
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5 |
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昨日の木下マイスター東京vs.琉球アスティーダに続く、Tリーグ男子の開幕戦第2試合は、T.T彩たまが3−1で岡山リベッツに勝利!
T.T彩たまは、坂本竜介監督が今季からの新人、篠塚大登と英田理志を開幕戦で起用。「篠塚には期待したというより、ある意味普通に2点使った。練習の時からポテンシャルしか感じないですから」(坂本監督)。高校2年の篠塚は神巧也とのダブルスで、上田仁/森薗政崇のチキータと両ハンドを抜群の予測能力で狙い打った。ネットインなど、予想外のボールが来た時のリカバーも見事。常に集中力の高いプレーで、2018−2019シーズン最多勝の上田/森薗ペアに競り勝った。
強豪ペアの上田/森薗を退けた神(右)/篠塚
ダブルスでつかんだ流れに乗って、T.T彩たまは2番松平健太も素晴らしいプレーを見せる。1ゲーム目こそ田添響の豪腕カウンターにつかまり、7−11で落としたが、2ゲーム目からはバックハンドの速攻で反撃の機会を与えず、チャンスボールはすばやい回り込みからフォアドライブを振り抜く。田添は常に台から下げられ、苦しい展開を強いられた。松平の会心のプレーで、彩たまが2−0とリード。
今日の健太は強かった。2ゲーム目から完璧なプレーを披露
田添は松平の速攻に台から下げられ、劣勢に回った
そして3番で金星を挙げたのが、スウェーデン・エリートリーグで活躍してきたカットの英田理志だ。カットで粘ることはなく、レシーブ、3球目、そしてストップを次々にバックドライブで狙い打つ。特にバックストレートへのバックドライブは高い決定力を誇った。攻撃選手のバックドライブとは回転量や飛び方、間合いが異なるので、対戦相手の町はなかなか対応できない。
カット打ちには定評のある町としては、バッククロスのドライブ対カットのラリーに持ち込みたいところだったが、レシーブからバックドライブでストレートを突いてくる英田のプレーにペースを狂わされた。英田のTリーグ初勝利は、開幕戦での値千金の1勝となった。「英田の頑張りは大きかった。『コイツを強くしなければダメだ』という思いがあったし、開幕戦のオーダーに名前を書いて、結果を残してくれたのはうれしい」(坂本監督)
カットマンとは思えないほど攻撃的なプレーで、英田が町から殊勲の星
岡山は4番で上田が篠塚と熱戦。上田がミドルからのサービスで篠塚のチキータを牽制し、パワフルなフォアドライブを連発すれば、篠塚は両ハンドのカウンターで応戦し、中陣に下げられても回転の変化をつけてミスを誘う。6−6からスタートする最終ゲーム、篠塚は8−10とマッチポイントを握られたところから10−10に追いついたが、最後は上田が主将の意地を見せて12−10で振り切った。
ゲームオールジュースで岡山の主将・上田(手前)が勝利し、意地を見せた
試合後のヒーローインタビューに指名された英田は、「この舞台でプレーできるまでにいろいろな方に支えていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。まだ長いシーズン、試合がたくさんあるので次も頑張っていきたい。今日のプレーは100点。自分だけのオリジナルな戦型、卓球を追求していきたい」とコメント。T.T彩たまの柏原哲郎社長からは「今日からお前もヒーローだ!」と肩を叩かれた。
ヒーローインタビューで控えめに喜びを語った英田。表情がわかりにくいですが……
開幕戦勝利に会心の笑顔を見せたT.T彩たまのメンバー
一方、岡山は開幕戦を落としたが、まだレギュラーシーズンの21試合のうち1試合が終わっただけ。今季は日本人選手の層が厚く、第2戦から巻き返していきたい。ダブルスに出場した森薗政崇は「ダブルスは勝負所のコース取りとか、勘が鈍っていたので、今日の敗戦の映像を見返して、今後に生かしていきたい。長い自粛期間を経て、今日ようやく始まったなという晴れ晴れとした気持ちです。自分自身も楽しんで、皆さんを楽しませていきたい」と今後への抱負を語った。