「ITTF SQY フレンチパラオープン2021」が11月9〜11日にフランス・ボアザン=ル=ブルトヌーで開催され、日本から3選手が参加。東京パラ代表の友野有理が優勝を果たしたほか、いずれも好成績を挙げた。主な結果は以下のとおり。
七野一輝(男子クラス6) シングルス3位
友野有理(女子クラス8) シングルス優勝
齊藤元希(男子クラス4) シングルス6位、団体戦優勝
以下、帯同したパラNT監督・新井卓将氏のコメント。
「今大会はパリ2024パラリンピックを見据えたプレ大会という事で、万全なコロナ対策のうえで有観客で開催され、非常に盛り上がりました。
友野はオールストレートで優勝しました。七野はシングルスでフランスのエステバンに逆転負けを喫し、友野は決勝でフランスの同世代の選手と対戦しましたが、フランスの応援団による完全アウェー状態を体験。そして七野はエステバンと国際コンバインドでチームを組み、大歓声の後押しを受けました。
また齊藤は東京パラ銀メダリストのキム・ヨングン(韓国)と組み、決勝でスロバキア(東京パラ団体クラス4・5銅メダル)と対戦。ダブルスを落とした2番でボラス(東京パラ世界予選優勝、東京パラベスト8)を3-0で圧倒し、ラストのキムに繋いで優勝に大きく貢献しました。齊藤は世界トップ選手のキムとチームを組めたことで、一緒に練習してバックハンドの指導を受けたり、試合での姿勢を間近で感じることができました。
各選手ともメダルを獲得できましたが、その結果だけでなく、パリパラを見据えた今大会で特別な経験を積むことができ、有意義だったと思います」
(情報・コメント・写真提供:新井卓将氏)
★ITTF SQY French Para Open 2021
https://www.ittf.com/tournament/5284/ittf-sqy-french-para-open-2021/
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