卓球王国 2024年1月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
インターハイ2022

女子学校対抗は四天王子、桜丘、明徳義塾、進徳女子が準決勝へ。進徳は明誠との激闘制す

 女子ダブルス終了後、女子学校対抗の3回戦、準々決勝が立て続けに行われ、ベスト4が決定した。試合の結果は下記のとおり。

 

女子学校対抗3回戦

四天王寺(大阪) 3-0 真岡女子(栃木)

希望が丘(福岡) 3-1 鎮西学院(長崎)

浜松修学舎(静岡) 3-2 横浜隼人(神奈川)

桜丘(愛知) 3-0 白子(三重)

進徳女子(広島) 3-0 敦賀(福井)

明誠(島根) 3-2 富田(岐阜)

遊学館(石川) 3-0 滋賀学園(滋賀)

明徳義塾(高知) 3-0 日本航空(石川)

●女子学校対抗準々決勝

四天王寺 3-0 希望が丘

桜丘 3-0 浜松修学舎

進徳女子 3-2 明誠

明徳義塾 3-0 遊学館

 

 ベスト4に進んだのは四天王寺、桜丘、進徳女子、明徳義塾の4校。四天王寺は2回戦から準々決勝まで3試合を戦い、いまだ落としたゲームはゼロと、圧倒的な強さを見せている。桜丘は東海勢との対戦に連勝して2大会ぶりに準決勝へ進んだ。明徳義塾は今年3月の選抜に続いて準々決勝で遊学館と対戦。選抜では3-2と苦戦したが今回の対戦では3-0で勝利し、6大会連続でのメダルが確定した。

四天王寺は準々決勝で今大会初出場の面田が相手エースの首藤を完封

桜丘のルーキー・栗山は準々決勝でも勝利

明徳義塾は青井/白山がフルゲームまで追い上げられながらも勝利し、遊学館をストレートで破る

 

 そして準々決勝でもっとももつれたのが進徳女子vs.明誠。ともに初の表彰台がかかった一戦は、エースの山﨑唯愛が単複2勝をあげて明誠が2-1で王手。しかし、進徳女子は4番で工藤真桜が勝利して勝負の行方はラストへ。進徳女子・藤原優、明誠・直江杏の対戦となった5番は藤原がゲームカウントを2-1とリードし、4ゲーム目も8-3までリードを広げたが、ここから直江が連続得点で逆転。最終ゲームも藤原のリードから直江が逆転し7-5としたが、ここから藤原が6本連取で勝負あり。進徳女子が明後日の準決勝へと駒を進めた。

進徳女子は初のベスト4進出

直江も奮闘を見せたが、明誠は初の表彰台にあと一歩届かず

 

 また、3回戦では昨年のインターハイでも対戦した浜松修学舎と横浜隼人が対戦し、5番までもつれる接戦の末、浜松修学舎がリベンジ。浜松修学舎は初のベスト8入りとなった。富田は明誠に追いすがるも惜敗。しかし、メンバーは2年生が中心だけに、来年はさらに上位を狙えそうだ。

関連する記事