前日の日本ペイントマレッツ戦に続いて、日本生命レッドエルフが地元の貝塚市立総合体育館で木下アビエル神奈川を迎えた一戦。首位争いをする両チームとも、昨日は平野美宇、石川佳純という五輪代表争いをする主軸を欠きながらも、若手の活躍で勝利。本日の一戦も、両軍、若手が目覚ましい戦いぶりを見せた。
ダブルスは、日本生命は昨日に続いて前田美優・赤江夏星。中学生・赤江のTリーグ初勝利の勢いを買った起用だ。対するKA神奈川は長崎美柚・曾尖。昨日の浜本由惟・長崎からペアを組み替えたが、長崎と木原美悠をシングルスでも起用したいという劉燕軍監督の意向によるものだ。
第1ゲーム、リードしたのは長崎・曾。5−5から4本連取もあり10−6とゲームポイントを握るが、そこから前田・赤江が5本連取で逆転。続く第2ゲームも長崎・曾が9−4とリードしたが、またも前田・赤江が7連取。昨日のデビュー戦の勝利で慣れたか、赤江がよりリラックスしたプレーで本領を発揮し、日本生命が良いムードで好発進。

続く2番は日本生命・森さくらとKA神奈川・木原美悠の対決。昨日活躍を見せた両者は激しい打撃戦を演じ、最終ゲームに突入。9−9まで競ったが、最後は森がラリー戦を制して激戦に終止符を打った。

辛勝し、安堵の仕草を見せた後にいつものガッツポーズを見せた森(手前)

苦しい場面で回ってきたが殊勲の勝利をあげた長崎

懐の深いドライブが走った浜本

2日連続VMで勝利し、チームにとってのラッキーガールとなった木原(左)
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