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東京五輪

20分の夢の舞台。団体戦の「3番手」に敬意を

今日、8月1日から団体戦が始まった東京五輪。16チームによるトーナメントで、敗れたチームの選手たちは、これで4年に1度のオリンピックが終わりを告げる。

下写真は、オーストラリア女子チームの団体3番手・テッパー。右腕に障がいのあるサウスポーのプレーヤーで、16年リオ大会に続いてオリンピックとパラリンピックの両方に出場する彼女は、ブロムリーとのペアでドイツ戦に出場。対戦相手はヨーロッパチャンピオンペアのP.ゾルヤ/シャン・シャオナ。実力差は歴然で、一方的なスコアでストレートで敗れた。

オーストラリアは0-3で敗れ、テッパーにシングルス出場の機会は巡ってこなかった。混合ダブルスにも出場した彼女だが、団体戦のコートに立った時間は20分にも満たなかっただろう。それでもダブルスの試合終了後、笑顔でドイツペアとの握手に応じていた。

その他にも、団体戦で奮闘した3番手のプレーヤーを、ここで紹介したい。

ドイツ戦トップでストレートで敗れたオーストラリアペア。右がテッパー

エジプト男子の3番手は、弟に見えないアサール兄弟の弟、K.アサール。許シンのドライブに苦しんだ

オーストリア女子の3番手、リュウ・ユエン。王曼昱に完敗したが、裏面の連打で好ラリーを展開。ラケットは中ペンの王道、アバロックスだ

フランス戦でルベッソンとの左腕対決に敗れた何鈞傑

セルビア戦のラストを締める大仕事をやってのけたブラジル男子のイシイ

ブラジル、4時間超えの死闘を制した瞬間

東京五輪速報

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