10月25日、中国卓球協会は11月23〜29日にアメリカ・ヒューストンで行われる世界選手権個人戦の代表メンバーを発表した。エントリーは下記のとおり。
〈男子シングルス〉樊振東、梁靖崑、王楚欽、林高遠、周啓豪
〈女子シングルス〉陳夢、孫穎莎、王曼昱、陳幸同、王芸迪
〈男子ダブルス〉樊振東/王楚欽、林高遠/梁靖崑
〈女子ダブルス〉孫穎莎/王曼昱、陳夢/銭天一
〈混合ダブルス〉王楚欽/孫穎莎、林高遠/王曼昱
現在、浙江省温州市で行われている集合訓練に参加している馬龍と許シン、女子の劉詩ウェンというベテラン組は、ヒューストン大会にはエントリーされなかった。代わって男子シングルスに王楚欽と周啓豪、女子シングルスに陳幸同と王芸迪がエントリーされている。また、女子ダブルスで陳夢のダブルスパートナーとして、18年世界ジュニア女王の左腕・銭天一が抜擢されたのもひとつのサプライズと言えるだろう。
初の世界代表入りとなったのは、男子の周啓豪、女子の陳幸同・王芸迪・銭天一。周啓豪、陳幸同、王芸迪はいずれも24歳で、中国代表としては遅咲きの部類に入る初出場だ。銭天一は21歳での世界卓球デビューで、名門・江蘇省チームから久々の世界代表入りとなった。
現在、中国チームは浙江省温州市でヒューストン大会に向けた集合訓練の真っ最中。世界卓球の代表組のうち、男子の林高遠・梁靖崑・王楚欽・周啓豪と女子の王芸迪は11月1〜14日にスロベニアで開催されるWTTコンテンダー2大会に出場することが発表されている。
※写真提供:『ピンパン世界』
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