●カラー:ライム、ピンク、ブルー、ホワイト
●サイズ:ピンク 22.5~26.0cm(8サイズ)、
他3色 22.5~30.0cm(16サイズ)
卓球シューズと言えば、まずは機能性。機能面の詳細は、卓球王国2014年6月号グッズ特集「勝負はシューズで変わる!!」を参照していただくとして、「とにかく機能ありきで、デザインはそれなりに」というのが従来の卓球シューズの設計コンセプトであり、買う側の選び方だったのではないか。
その「①機能>②デザイン」という優先順位を逆転させたのが、バタフライが昨年末に発売した『レゾラインソニック』だ。卓球ショップに通う読者なら、きっとすでに目にしているだろう。従来にない鮮烈なカラーリングは、別にシューズを買いに行ったわけではなくても、必ず目に飛び込んでくる。
開発の経緯を、バタフライ・山崎剛志氏(広告・デザイン担当 アートディレクター)に聞いてみた。「ファッション性を前面に打ち出した卓球シューズがなかったので開発しました。個人的に派手なカラーリングのスニーカーが好きで、そのような卓球シューズがないなら自分で開発するしかないと」。
その従来にない切り口は、社内でも賛否両論。果たして、市場はどう反応したのか。東京の専門店・国際卓球本店に聞いてみた。「お客様に敬遠されるかもと心配しましたが、実際は予想を超える売れ行き。特にライムは一番人気で、品薄になる程です」(小高店長)。卓球王国WEB「卓球用具売上げランキング」でも上位をキープ。市場はこの鮮烈なデザインを歓迎したのだ。
なお、機能面もそつがない。リーズナブルな価格ながら、素足感覚とホールド感の適度なバランスを実現している。
履けば心躍り、ステップまで軽やかになりそうな『レゾラインソニック』。「ファッション性を全面に出す」という、従来の卓球界ではあまり実現されなかったコンセプトは、今後のシューズ、さらには卓球グッズ全体に、ワクワクするような影響を与えそうだ。
担当:王国編集部
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