●スピン系テンション裏ソフト
●オープンプライス
●MAX・2.0・1.8mm
ドニックのラバーと言えば、『ブルーファイア』というイメージがかなり定着してきており、もはやドニックのイメージカラーはブルーになりつつあるほど、『ブルーファイア』が好評だ。しかし、ここで選手を惑わすようなラバーが現れた。同じくスポンジ色がブルーになった『アクーダ』、その名も『アクーダ ブルー』が新発売されるという。一体どういったことだろう?
まずはドニックのスピン系テンションを整理してみよう。最上位機種として『ブルーファイア』があり、その中でもさらにスピードがほしいなら『ブルーファイアMシリーズ』、さらにスピンがほしいなら『ブルーファイアJPシリーズ』に分かれる。
また、直線的な弾道にこだわった『コッパXシリーズ』、中級でも使いやすい『アクーダSシリーズ』など、スピン系のラバーは計16種類にも上るのだ。これほどまでに様々なバリエーションを用意している中で、『アクーダ ブルー』はどの位置に入るラバーなのか。
「『アクーダ ブルー』のコンセプトはコントロールです。回転をかけるだけでなく、フラットで打ったり、ブロックでの安定性を重視しています。コントロールというと日本では弾みを抑えたラバーというマイナスイメージがありますが、本社のあるドイツではかなり重要な項目です。まず台に入らないと意味がないというのがドイツの見解なのです」。そう説明してくれたのはドニックジャパンの瀧澤光功さん。
スピードやスピンは『ブルーファイアシリーズ』よりも抑えめだが、そのぶんコントロール性能は抜群。また、硬いシートで引っかけて打つ『アクーダSシリーズ』とは違い、シートが軟らかいのでミート系の打法にも強いのが特徴だ。トップ向けというより、初~中級者向きで、特に初めてスピン系テンションを使う選手にオススメしたい。
『アクーダ ブルー』はスポンジ硬度が違う3種類展開。『P1』が50度、『P2』が45度、『P3』が40度で、これでドニックのスピン系は計19種類となった。少々ややこしいが、自分に合うスピン系は必ずあるに違いない。もちろんコントロール性能を重視するなら『アクーダ ブルー』で決まりだ。
軟らかいシートは小さい力でもボールがしっかり食い込む
担当:王国編集部
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