●卓球用シューズ
●カラー:ホワイト×ブラック×ブルー(全1色)
●サイズ:23.0~28.5cm
●素材:甲材…人工皮革・合成繊維
底材…合成底
●重量:約265g(26㎝片方)
トップ選手から一般愛好家レベルまで、昨今の卓球選手の足元をチェックすると「ランバードマーク」の多さに驚く。ミズノのシューズは卓球界のスタンダードになりつつあるのでは、と思わせるほどだ。
そんなミズノは、精力的にいくつものニューモデルを市場に投入し続けている。中でも注目したいのが、軽量・幅広系『ウエーブカイザーブルク』の最新作だ。シリーズ4作目の最大の特徴は、ミズノ卓球シューズの中でも最も幅が広いラスト(足型)設計だ。従来モデル以上に、内・外の踏みつけ幅を広く設計。また、つま先部分は左右に割った設計にすることで、歪みが出にくく、足指に余裕を持たせる立体的形状を作り出しているという。
実際にシューズに足を通してみた。筆者はかなり足幅が広く、いつも幅を合わせるために大きめのサイズを選ばざるをえない。しかし『カイザーブルク4』では、ふだんより小さいサイズを選んだにも関わらず、ピッタリとフィットしつつ、指周りに適度なゆとりが感じられた。また、アウトソールのラバーを前後で分離する「セパレートソール」で軽量化が図られており、軽さを感じた。それでいて、想像以上にかかと部のクッションはしっかりしている。
ゆったり感とフィット感は抜群、しかも軽量かつクッション性も十分。『カイザーブルク4』は、中級者を中心とした幅広い層がシューズに求める条件を、実に的確に満たしている。軽快かつ引き締まったデザインも、誰にでも好まれる爽やかさがある。
素足感覚重視の『ウエーブドライブ』や、クッション性に優れた『ウエーブメダル』など、ハイエンドシリーズが人気のミズノ卓球シューズ。そこに抜群の快適さを備えた『ウエーブカイザーブルク4』が仲間入りした。軽やかな履き心地と対照的な、少々いかついそのネーミングは、卓球シューズの新定番として卓球界に定着していきそうだ。
内、外の「踏みつけ幅」を広く設計しているのが最大の変更点
担当:王国編集部
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