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キョウヒョウ プロ3 ターボオレンジ[ニッタク]

●粘着性裏ソフト
●厚さ:特厚
●スポンジ硬度:45度

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伊藤美誠が使用する
最速の『キョウヒョウ』が登場

 8月に行われたITTFワールドツアー・ブルガリアオープンとチェコオープン。両大会で決勝まで進み、チェコオープンでは単複2冠に輝いた伊藤美誠(スターツSC)。絶好調の伊藤の秘密、それは用具にあるかもしれない。
 9月に突如(とつじょ)発売となった『キョウヒョウプロ3 ターボオレンジ』こそ、伊藤美誠が現在フォア面に使用している秘密兵器なのだ。『キョウヒョウ』と言えば中国選手御用達(ごようたし)のラバー。回転がかかりづらいと言われるプラスチックボール対策として近年では日本の女子選手にも人気がある。その新作が発売前から実力を見せた形だ。数ある『キョウヒョウ』の中でも、どの位置を狙うラバーになっているのだろうか。その答えはズバリ「飛距離」だ。
 もともとニッタクはトップ選手や強豪校から「もっと弾むキョウヒョウを開発してほしい」という要望を受けていた。そして契約選手を中心に試打テストを重ねた結果、トップシートはグリップ力の高い『キョウヒョウプロ3』をチョイスし、そこに新開発の日本製高弾性スポンジを組み合わせた。さらにニッタク独自のAC(アクティブチャージ)加工を施し、劇的に弾みをアップ。現在発売されている『キョウヒョウシリーズ』の中で最も弾むラバーが誕生したのだ。
 実際に打つと、確かに弾みの良さを感じる。もともと『キョウヒョウ』は極端に弾まなく、回転をかけて飛ばす技術が必要になる。もちろん『ターボオレンジ』も使いこなすには技術力が必要だが、今までの『キョウヒョウ』に比べると明らかに弾む。前陣で一発の威力で勝負するタイプだけでなく、オールラウンドなラリータイプも使えるだろう。
 銀色に輝く新パッケージからも革新のイメージが伝わってくる。今まで『キョウヒョウ』を諦(あきら)めてしまった人も、この『ターボオレンジ』なら、もしかしたら……。

中国製粘着系シートに日本製スポンジのコラボ

担当:王国編集部